成人の日の祝日！
あなたはどちらでお過ごしでしょうか？

さて、成人を迎えた皆様心よりおめでとうございます。
ご家族の皆様も、本当におめでとうございます！

ハタチという節目は今思えば大きなものだった、その位の感覚でしか当時はありませんでした。
でも思い返すと、もっともっと、大人でありたかったと思う後悔もあります。
自分が見て聴いてきたもの、経験で今の自分があるのは間違いありませんので
そういう意味でいうと、もっといろんなもの、ジャンルに興味を持ってみればよかったと思います。

田舎だから、とか、お金ないから、とか、私なんかが…とあきらめるほど勿体ないことはありません。
自分の人生を自分で切り開いていく時期を迎えたのならなおさら、これまで「夢」だったことを実現させるチャンスがやってきたのですから！

当時の私に言ってやりたいです（笑）

きょうは鳥取県鳥取市気高町酒津（さけのつ）に伝わる「トンドウ」をご紹介しました。
とんどさんとか、どんど焼きと言われる地域もあると思いますが、小正月付近で行われる伝統的な行事です。
歴史は200年くらいあり、国の重要無形民俗文化財にも指定されている貴重な行事なんですよ。

笹などを組んで作られる焼き台が一般的かもしれませんが、トンドウは焼き台として、高さ4m余りの円錐形の小屋風の造りものに、
たくさんのしめ飾りを巻いた、このあたりでは例を見ない特色があります。
そして2日間に渡って開催されるのも特色の一つでしょう。

このトンドウ、主役は小学生の男の子たち。
1日目、パンツ1枚で現れた男子は手に海藻をもち、それを海水につけると、振り回しながら焼き台の周りを3回走りながら回ります。
その後地域の家庭を回り、「祓いたまえ〜浄めたまえ〜」と言いながら海藻を八の字に回し、海藻の先を切り取って玄関先に置いていきます。
これによって、その家の浄め祓いが完了したという事が分かるのだそうです。
これをこどもたちは何度も繰り返すのだそうです。

夜中には1時、2時、3時…と1時間おきに町内を回り、「一番お炊きだよ〜」「2番お炊きだよ〜」…と言って歩きます。
そして次の日の早朝に焼き台に火が入れられるのです。

こどもたちにとっては過酷な神事です。
大人ではなく、こどもたちが主役となり地域の人の1年の幸せ祈るというのにも何か意味があるのでしょうね。
子供は神様からの使者と言われる事もありますよね。

ただ、いまこうした地域の文化が途絶えかけているというのも現実です。
このトンドウもどうやって守り繋いでいくのか…この問題に直面しているのだいうことです。
やっぱり少子化によって、小学生の男の子の人数が圧倒的に足りていないということです。
基本的には小学生の男の子たちが神事の主役なのですが、今は中学生の先輩たちにも助っ人に入ってもらっているそうです。

そういった地域は1つや二つではないはずです。

人口減、少子化という現実は悲しい現状がありますが、プラスの目で見てみると…
別の地域の方が興味をもって自分たちの土地を訪れてくれる、とか知らない文化を体験してもらえるというメリットもあります。
また、関わる事が無かったかもしれない人たちと交流し、協力しあえるということもありますよね。

もしかしたら、地域の壁を隔てて協力しあう時代にきているのかもしれません。

これからはいろんなことを受け入れて、繋いできた伝統も、守ってきたものも変化していくのでしょうかね？
寂しさもあり、新しい世界の扉を開くきっかけでもあり…
複雑ではありますが、伝統行事が途絶えることなく、続いていく手段を地域で見つけていけたら、と思いましたね。




♪　ソングリスト　♪

１０：３２　恋するパスタ／フジファブリック
１０：３６　マシュ・ケ・ナダ／セルジオ・メンデス
１０：４５　蒼い魚／七尾 旅人
１０：５３　最終バスと砂時計／the peggies

今朝はよ〜冷えましたね
朝４時前、起き上がった瞬間、昨日と違う寒さだったので、
外気温をチェックしたら氷点下1度！
とはいえ、それ以上に気温が低い地域もありました。
今季最も低い気温となったところが多くあり、
特に鳥取県は全域で冷え込みが厳しかったようです
体調は大丈夫ですか？
インフルエンザの患者数が、今シーズン初めて「注意報レベル」を超えたと
９日、厚生労働省が発表しました。
例年１月から２月が流行のピークで、今後も増えると予想されています。
くれぐれもご注意ください！

来週１月１４日（月）は成人の日ですね。
地元を離れている新成人がお正月休みで帰省されるのにあわせて、
１月３日、４日に成人式が行われた地域もありました。
１月１３日（日）に行われる地域も多いので、お天気が良くなる事を願います。
ちょっと早いですが、新成人の皆さん！おめでとうございます


※※※　小川たけるの届けスマイルボイス　※※※

今週はいつもの曜日、いつもの時間での放送でした〜。
たけちゃんから年賀状が届きました



たけちゃんにとって、１月は一年のうちで特に大切な月。
その年にどんな事をするか、目標をどう実行するかじっくり考える時。
ひたすら部屋で、一人で綿密に考えているそうです。

充電できる大事な時期でもあり、レパートリーを増やすために
歌の稽古や踊りの稽古にも力を入れているとか。

今年は女形の年にしたい！
なかなか披露する機会がないので、自分で企画して、
見てもらえる環境を自分から提供したいです！！
女形を身近に感じて欲しいですね〜ともおっしゃっていました。

今年は早速福島市で女形を披露するイベントに参加。
ぜひ山陰でも綺麗なたけちゃんの女形を見てみたいですね〜
その日を楽しみにしていてくださいね
たけちゃんへの質問・メッセージもお待ちしています


♪　ソングリスト　♪

１０ ： ３１　ＺＩＰＡＮＧ/ＨＹＤＥ
１０ ： ３７　グローイング・ペインズ/アレッシア・カーラ
１０ ： ５３　あなたにありがとう/小川　たける
１０ ： ５６　〜アスタリスク〜/オレンジレンジ

新年私が担当する「ちぇけら♪」は今日からスタートです。
明けましておめでとうございます。
今年も皆さんに楽しんでいただける話題をお送りできればと思っています。
どうぞよろしくお願いします

新しい年を迎えて、今年は穏やかな一年であるようにと願っていましたが、
１月３日に熊本で震度６弱の地震が発生し、
その後も宮城、奄美大島、鹿児島県などで地震が発生しました。
去年も全国各地で地震、台風、大雨による災害が発生し、
災害の怖さはもちろん、備えることの大切を痛感させられた一年だったと思います。

火災や災害が発生するといち早く現場に駆けつけ、
住民を誘導するなどの活動をされるのが消防団の皆さんです。
その消防団に近年、女性の消防団員が増えてきています。
全国では女性団員が１５年間で倍増。
過去最も多い２６，０００人にのぼっているそうです。
そこで、女性消防団員はどんな活動をしているのか、
松江市消防団団本部女性分団の田村班長にお話を伺いました。



消防団とは。。。

消防団員は普段は仕事をしながら、いざ災害が発生した時、
災害現場に懸け付けて活動を行う特別職の地方公務員。
災害時以外で女性団員はどんな活動をしているかというと、
災害に対応するための訓練や、地域住民への防火指導、
応急手当普及啓発活動などを行っています。

活動時に心掛けていることは。。。

活動の中で女性ならでは目線で防火指導や応急手当講習をしようと務めていますし、
生活の中で危険を感じたことなど、些細なことでも伝えていこうと考えています。
また、近年の大規模災害で、避難所運営にあたって女性団員がきめ細やかな心遣いで、
住民の不安を取り除いていることを聞きます。
男性団員では気づきにくいことを行っていくことが女性団員の役目ではないかと考えています。

女性消防団員として活動してみてどうですか。
　また、今後の目標は。。。

消防団に入って約９年。
入った頃は消防団のことをほとんど知りませんでした。
様々な研修を経て必要な知識を得てきました。
そこから防火指導や火災予防啓発活動を行ってきましたが、
災害の危険性や予防方法を知ったことで、自分自身が災害に対し敏感になり、
普段の生活の中でも気をつけるようになりました。
また、様々な職業の方と一緒に活動することで、新たな人間関係ができて良かったです。

今まで災害に対して何気なく過ごしていた自分が、
消防団に入ったことで災害に対する知識を得て、
自らの防災力を高めることができましたが、まだ十分とは言えないと感じています。
さらに自分自身の防災力を高め、いざという時、住民の皆さんの力になれる、
そのような団員を目指したいと思っています。
また、もっともっと仲間が増えるといいなと思いますし、
一緒に災害に強い地域、松江市を目指していきたいです。


キラキラ目を輝かせながらお話くださった田村班長。
"自らの防災力を高めることが出来ました。”という言葉が印象的でした。
もしもの時、地域の顔なじみの方が消防団員として活動されていると、
そばに居てくださるだけでも心が落ち着くのではないでしょうか。
また、災害はいつ、どこで発生するかわかりません。
実際に訓練や講習会に参加する事で、自分自身の防災力を高めておく事も
大切かもしれませんね。
興味をもたれた方は、お住まいの市役所・役場などにお問合せください。




話題をもう一つ。
お正月に届く年賀状は嬉しいものです。
いろいろ工夫された年賀状を見ると、相手の方の気持ちが伝わってきます。

先日、干支を野菜と植物で表現した、アイデアたっぷりの年賀状を見る機会がありました。
出雲市の高見吉治（たかみよしはる）さんが制作されたものです。

高見さんは13年前、翌年の干支『イノシシ』の年賀状のデザインをどうしようかと
考えていらっしゃった時に、野菜売り場でイノシシにそっくりな里芋を見つけて、
そこから毎年、野菜や植物を使った年賀状作りが始まったそうです。
今年の干支『亥』（イノシシ）は第2弾で、初代からさらに進化した見事な作品でした。
ミョウガで作ったイノシシの子ども、ウリボウも可愛かったですよ

これまで使われた材料は、ごぼう、白菜、長いも、米ナス、落花生、ニンニクなど。
目は黒豆を使って、生き生きとした表情でした。
野菜は自然にできた形なので、思う形のものが見つかるまで、たくさん用意されるそうです。
それに動物の牙や手足、しっぽなども、よりリアルに見えるように小枝などの植物を探される
そうです。
因みに、使った野菜はちゃんと食べていますよ！との事。
どの作品も今にも動き出しそうな素晴らしい作品ばかり。
高見さんの野菜・植物で作った干支年賀状のパネル展は、
松江イングリッシュガーデンで１月２０日まで開催中です


♪　ソングリスト　♪

１０ ： ３１　ＷＥ　ＤＯ/いきものがかり
１０ ： ３７　笑顔のループ/ＡＡＡ
１０ ： ５５　ゴーイン・ダウンタウン/ラチュール