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「おがっちの島根学講座!みたいな!」1月8日

2016.01.13 Wednesday

投稿者:おがっち

おがっちの「島根学講座!みたいな!」
このコーナーは、地域が誇る、知る人ぞ知る、島根県内各地の魅力を紹介します。

「川本町」の「えごま」について、邑智郡川本町役場 産業振興課 尾崎貴道さんの担当です。

・「邑智郡川本町」について。
川本町は島根県のど真ん中に位置していて、周囲を取り囲む山々と一級河川「江の川」の水運により古くから栄えた自然豊かな町です。
松江までは車で2時間弱、広島市までは車で1時間半ほどで行ける距離にあります。

特産品として、鮎、つがに、西条柿や、今日お話するエゴマなどがあります。また、伝統芸能としては、石見神楽や和太鼓「江川太鼓」が盛んです。

・「えごま」について。
えごまは、その名前からよくゴマの一種だと間違われますが、シソ科の植物なんです。種子と葉が食用になり、種子を絞ると油がとれます。
昔は食用だけでなく、灯りの燃料や傘・雨具などの防水塗料としても広く利用されていたようです。

えごまは、血液サラサラ効果や、生活習慣病の予防になると言われる、必須脂肪酸「α-リノレン酸」がたくさん含まれており、体内でEPAやDHAに変化することから、「畑の青魚」と呼ばれています。
さらに、食べると十年長生きできると言われることから「じゅうねん」とも呼ばれています。

ちなみに、川本町のえごまは有機栽培で、安全・安心をモットーに作られています。

「えごま油」はえごまの種子を絞ってとった油ですが、先ほど紹介した体に良い成分「α-リノレン酸」が大量に含まれていて、一日小さじ1杯取るだけでいいんです。
ただ、火で加熱すると効果が薄れてしまうので、出来上がった料理にかけていただくのが良いです。コーヒーやお味噌汁に入れていただいたり、ドレッシングに混ぜたり、パスタにからめたりされています。

・なぜ川本町で生産が盛んに行われるようになったのでしょうか?
約10年前、町民の方が旅行先でえごまを見つけられて、その成分・効能に魅力を感じられ、自分でも作ってみたいと思われたのが始まりです。
そこから少しずつ栽培面積を増やし、役場や地元の企業も一緒になって えごまの特産品化、6次産業化に向けて がんばってきました。

・「えごま」を使った商品について。
えごま油をはじめ、ポン酢、焼き肉のたれ、塩だれなどのドレッシング類や、えごま茶、クッキー、ワッフル、せんべい、ふりかけなど、様々な商品を作っています。

最近メディアに取り上げていただく機会も多くなったおかげで、たくさん売れるようになりまして、、、ただ、商品数も限られるものですから、町内の道の駅ですとか販売している場所は、限られているんです。
町内の道の駅では、毎月8日、18日、28日の3回、1家族1本までとして
店頭にて販売されています。商品数が限られているので、商品の予約や発送などは行っていません。

川本町はえごまを特産品として地域活性化を 図っています。小さい町ですが、大きな志で頑張っていますので、応援していただけると嬉しいです。
えごまはとても体に良い食材なので、みなさんも日々の食卓に、ぜひ取り入れてみてください。

・今回の一曲
「えごまだよ!」古橋舞悠
この曲は、2010年に、えごまの商品を製造・販売している川本町の企業「株式会社オーサン」が作りました。

次回は1月22日の放送です。

http://fm-sanin.co.jp/retoro/index.php?e=1142
おがっちの島根歴史学講座!みたいな! 11:44 AM comments (x) trackback (x)

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