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2019.02.15 Friday
981回目の生放送におつきあいいただき、ありがとうございました。
今年は、本当に雪が降らないですね。ていうかもう、花粉が飛んでるじゃないですかー。ヤバいですー。インフルエンザがちょっと落ち着いたかと思ったらもう、花粉・・・・いろいろ大変ですが、春はもうすぐそこです!がんばりましょう!!!
ていうか、がんばーか。がんばらないけんとまっしゃい!(がんばろう!がんばらないといけないんですよー)
そうそう、がんばっているといえば、朝ドラ「まんぷく」の即席ラーメンがついに完成しましたね。萬平さんと福ちゃんの二人三脚がついに実を結びました。
で、懸賞に応募していたこともまたまた忘れていたのですが、この福ちゃんのモデルとなった、安藤仁子さんの「チキンラーメンの女房 実録 安藤仁子」の単行本が当たりました!最近、運がいいようで、よくなんか当たります!わぁい!
仁子さんのお母さんは鳥取藩士の娘さんだったそうで、なんだか嬉しかったです。
今では普通に食べてるインスタントラーメンを作り出すことは大変だったんですよねー。
何が起こってもクジラのように飲み込んで前進しつづけた仁子さんの生き方に感動しました。私もがんばりますけん!!!
ということで、今日のつどいのテーマは「方言あれこれ」でした。たくさんありがとう!
・鳥取県中部地方の方言で、標準語の「いらっしゃいません」を「おんならん」と言います。東京に住んでいた時、「誰々さん、いますか?」と聞かれ、つい、「おんならん 」と言ってしまい、怪訝な顔をされ、「どこに走っている女性が居る?」と聞き返されました。
内心イラっとした私でした…
・ちっちゃい頃は鳥取は世界の中心で、鳥取弁は世界標準だと思っていました。広島の大学に通っていた頃、ある授業で教授が、『これは正しいか?間違いか?』と二択問題を出して、ある学生が『シメです』と答えたところ教授はじめ教室全体が『?』状態。間違いを表す「×(バツ)」=「シメ」は方言なんですねー。我々「マルシメ問題」って普通に言ってますけど。
・都会から嫁いできた妻。私の母(姑)が「いもっちぇのおばさんが来らいたよー。 あんたもここで一緒にお茶飲まんかねー」
「はーい」…と言ってやって来た妻。ずっと不思議そうな顔をしているので聞いて見ると
「分家のおばさんが軽トラ屋台始めて焼きいも売りに来たのかと思った。」一同大爆笑(妻ともども)
後日、その分家のおばさんが畑で作ったさつまいもを嬉しそうにいっぱい持って来てくれました。
まだまだ通訳必要な出雲弁いっぱいあるかも…(笑)
・巷では『あ〜ダメだ〜』を『あっ、けっ』って、言いますよね。しかし、ウチの奥さんは『あ〜ちゃ、きゃ、けっ』って言います。ちなみに「きゃ」とか「きゃぁ〜」は、このあたり(鳥取県中部の一部)では、言葉を強調する時に使ってました。『ほんに、きゃぁ、きゃぁりぃ〜わ、きゃ〜(ホントにもう、うるさいなぁ、もう)』って感じです。
・亡き母はバリバリの出雲弁でした。「大晦日」のことを学校では「おおつごもり」と教わりましたが、母は「おおつもぐー」と言ったんです。微妙に違うと思いながら聞き流していましたが、テレビの出雲弁の番組で「おおつもぐー」が取り上げられ、「おおつゴモり」が「おおつモゴり」になり、「おおつモグり」「おおつモグー」になっていったという内容だったと思います。母は正しかった。後日、母にその話をすると、昔から「おおつもぐー」と言っとったけどね…と一言。出雲弁は母を思い出すので、大好きです??。
・勤務先の社長が東京のお客様と電話で話しているのをそばで聞いていたのですが、「ちょんぼし(少し)」と言う方言をがっつり使っていました。後でそばで聞いていたメンバーと、果たしてお客様は理解しているんだろうか…?と話しちょりました。
若い頃は方言丸出しって恥ずかしいって思ってましたが、今は、愛すべき方言!です(o^−^o)
・昨日の夕方、運転中に「どんどろけ」がなってビックリしたわ(-_-;)さてなんでしょう?正解は雷です。鳥取東部では通じるはずでーす(^_^)v
・私は生粋の米子人ですが、昔、米子弁講座という本で読みました。米子弁はラ行が抜けるそうです。だから「昼からくるから」を米子弁で言えば「ひぃーかぁーくぅーけん」
それと、子供が小学生の頃、「「だよね」って言う意味の米子弁は「だへん」だよねー」って言うつもりで、「‘だへん’だへん〜〜?」になって、大笑いをしたとか。
・私が松江に嫁いでビックリしたことはたくさんあります。先ず、こちらの人は「か」と「さ」で話すということ。
「これは何ですか?」を「か、何だね?」
「それはいけませんね。」を「さ、いけだったね」
さっぱり分かりませんでした(涙)
・関西に住む従兄弟がこちらに遊びに来て、私たち姉妹の会話を聞いていて、「お前ら、だにだに言ってるな」と指摘されました。確かに普段からよく、「そうだに、そうだに(そうそう)」とよく言います。普通に考えたら、かなり面白い言葉ですよね。なまってるかもしれないけど、私はけっこう気に入ってます。レトロ本舗を聞いてると、お二人の会話が楽しくて地元の方言をとても誇りに思えるようになりました。
・「腸感冒(ウイルス性胃腸炎)」って方言なんですね。県外の大学に通っていたのですが、友人にこれが伝わらずなんて言っていいか分からず、びっくりしました。
・私が小さい頃、姉とストーブの近くで騒ぐと、出雲人の父に「つばえーじゃない(はしゃいでおおさわぎするんじゃない)」と叱られたものです。冬になるといつも思い出します。
・広島の専門学校の寮でのことです。平田出身の子と松江出身の私。自分たちは標準語にかなり近いと思っていましたが、二人の会話を聞いた人たちからは、「あの二人は宇宙人か?何を言ってるのかまったくわからん!」と言われてかなりショックでした。休み明けにお土産に「のやき」を差し入れしたら、あなにキュウリが入ってちくわ扱いにされて夕食に出て、これもショックでした。
・益田地方でよく使われる、「しゃーなーろう」でしょう。標準語で「大丈夫でしょう」って意味ですが、わかんないかな?「世話はないじゃろう」がなまったものだと思うのですが、このあたりでは標準語です
などなど、たくさんありがとうございました。
標準語だと思っていたら違ってた言葉、いっぱいありましたねー。「腸感冒」=ウイルス性胃腸炎よりも、腸が風邪を引いたって感じでこっちの方が絶対いい表現だと思いますー。
県外の友達に「ざまくな字でごめんね」と書いたら「ざまくってなあに?」と返信されて、えー「ざまく」は、ざまくでしょ!と。「字が汚い」とはちょっと違うんですよねー。不格好な字というか、走り書きみたいに丁寧じゃないっていうか。「ざまく」なんですわー。
方言を標準語に訳そうと思った時、このようにぴったりくる表現がない時があって、困ることもありますよねー。「靴が噛む」も「靴ずれ」よりも風情があるし。驚いた時は「おどろいたー!」より「おべたー!」がびっくりした時の最適言葉なんじゃないかと思うわけです。え、出雲弁使わない方は、まったくわかりませんかいね?そげだにー。なかなか、わかってごされんにー(笑)
でも、わからないからといって、方言を使わなくなるのではなく、せっかく昔から語り継がれてきた大事な言葉ですから、大事に使いましょう!!わが子や孫ちゃんたちに、堂々と使ってもらいましょう!!
レトロ本舗は、そげな方言スピーカーを応援しちょります!
さて、次回のつどいのテーマは、「これって私だけ?!」です。安来のおじは、朝早く目覚めると仕事がはかどって、どんどん早い時間に目覚めて仕事するようになって、最近は、午前3時に起きるのが普通だそうですー。(おがっち的には、午前3時というと、夜から続いて「韓国ドラマをみてる時間」ですが^^;)
あなたの、これって私だけなのかしらん〜なメッセージ&レトロなリクエスト、待ってます。
それでは、安来のおじから一言
中学生の頃、近所に超コテコテ出雲弁のおじじ様がおられましてねゃ。放課後になるとテニスの指導に来られたりして。とにかく出雲弁がディープで面白いんですわ。しょっちゅう友だちとふざけておじじ様のマネをして遊びましたけど、マネが高じてわたしゃ安来のおじになっちまいまスた…。( ̄▽ ̄)
そほど。
シンガーソング100円ライター 安来のおじ
http://fm-sanin.co.jp/retoro/index.php?e=1540
レトロ日記 07:11 PM comments (x) trackback (x)