松江77.4MHz 浜田86.6MHz 邑智80.7MHz 大田82.1MHz 石見大和86.9MHz 隠岐82.7MHz 鳥取78.8MHz 羽須美87.3MHz 用瀬77.2MHz 智頭83.4MHz
2012.12.30 Sunday
おがっちの「島根歴史学講座!みたいな!」
このコーナーは、島根が舞台となる神話が数多く登場する古事記が今年、編纂1300年を迎えたということで、みんなで島根の歴史や文化を勉強していこう!というもの。
ゲストは、「リメンバーしまね」スタッフ やまきょんさん。
【お雑煮】について。
・島根のお雑煮は・・・
出雲市の平野部全般や奥出雲の方では昆布といりこのだしに醤油で味付け。
石見地方でも、こういったお雑煮が多い。
一方、松江市や出雲市の平田や斐川の方では小豆雑煮も多い。これは、すましのお雑煮のおもちの上に、煮た小豆を載せ、食べるときに砂糖をかける。
奥出雲では、おすましに丸餅、きざみするめにとろろ昆布。
鶏肉、レンコン、ゴボウ、白菜、かまぼこなど・・・具だくさんのお雑煮も多い。
石見地方で広く食べられているのが、おしょうゆベースのお雑煮のお餅の上に、おせちに入っている黒豆を載せた黒豆雑煮。
載せる量は好みで。
隠岐でも黒豆をのせるお宅があるそう。
隠岐といえば、自分で海苔を摘んできて、板状にはりつけて乾燥させたものを使う。
おもちも、丸いお餅だけではなく、東日本では、お餅は四角。
ついたお餅を熱いうちにひろげて包丁で四角く切っていく。
大体、関ヶ原あたりを境に丸餅派と角餅派に分かれているそうで、西日本の方は丸餅が多い。
・お餅はいつから食べられていた?
古墳時代には蒸し器が作られていたようで、お米を蒸していたと考えられていて、お餅のようなものをつくっていたのでは。
『豊後国風土記』には裕福な者が余ったお米で餅を作り、その餅をなんと弓矢の的にしたと。
的として使われた餅は白い鳥になって、飛んで行ってしまって、その後、そのお家の田畑は荒廃し、家は没落してしまったという話が載っている。
・新年のお出かけポイント。
県立美術館は、お正月の二日から、風景版画の展覧会が始まる。
葛飾北斎や安藤広重の浮世絵、島根出身の版画家、平塚運一の作品など約200作品が展示される。
2日から7日までの限定で、北斎の富嶽三十六景の三役といわれている超人気の三作品、「赤富士」、「黒富士」、「大波」がみられる。
古代出雲歴史博物館では、1日から3日まで新年まつりが開かれる。
お餅つきや番内さんの衣装試着、凧やはねつきもしている。
石見美術館では、2日から「ヨーロッパの近代美術」という企画展を開催。
ピカソやモネなど、松方コレクションという有名なコレクションからの名品の数々を鑑賞できる。
アクアスでは、1日から。
平成21年に誕生したシーリャがマジックリングという、世界中でここでしかみられない幻想的なバブルリングを披露してくれる。
ゴビウスも元旦からオープン。「古い魚から新しい魚をみてみよう」ということでなかなかみることのできない古代魚なども展示されている。
・リメンバーしまねからのお知らせ。
今、リメンバーしまねでは、あの吉田くんのいる「秘密結社鷹の爪」とコラボキャンペーン開催中。
1つめは、鷹の爪とリメンバーしまねの両方にダブルで入団した方の中から抽選で10名様に、あの大人気の吉田くんの島根応援カレンダー、しかもフロッグマンさんのサイン入りを、プレゼント。
壁掛け・卓上版それぞれ5名様!〆切は1月6日(日)。
2つめは、「リメンバーしまねっぽい怪人を考えよう!」しまねの特徴がキラリと光る怪人を募集中。
優秀作品に選ばれると、ウェブシリーズ鷹の爪.jpのコーナーで吉田くんがコメントしながら紹介してくれる。
〆切は2月17日(日)。
詳しくは、「リメンバーしまね」のサイトで確認してください。
・今日の一曲
「一月一日」作詞・千家尊福(出雲大社元宮司)
次回は1月11日の放送です。
http://fm-sanin.co.jp/retoro/index.php?e=712
おがっちの島根歴史学講座!みたいな! 10:33 PM comments (x) trackback (x)