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2013.11.28 Thursday
おがっちの「島根学講座!みたいな!」
このコーナーは、みんなで島根のことをいろいろ勉強していこう!というものです。
今回の担当は、リメンバーしまねのざっきーさん。
・「神在月」について。
全国的に「神無月」と呼ばれている、旧暦10月を、八百万神が全国から島根県に集うことから、出雲では「神在月」といい、今年の旧暦10月は11月3日からでした。
今年は、平成の大遷宮が執り行われ、きれいになった出雲大社で「神在月」の各種催しが行われました。
旧暦の10月10日の夜、新暦では、11月12日(火)の夜に稲佐の浜で神迎神事が執り行われました。
神事が終わると、浜から出雲大社への「神迎の道」を行列が続き、この後、出雲大社神楽殿で「神迎祭」が執り行われますこれが、終わると神々は宿社である、東西の十九社に鎮まられます。
さて、旧暦の10月11日から17日までの7日間に、出雲の地で予めそれとは知ることができない人生諸般のこと等を神議りにかけて決めると言われていて、男女の結びもこの時に決まると言われます
実は、古代出雲歴史博物館には、八百万の神様が大集合した「大社縁結図」が所蔵展示されていますが、その絵には、出雲大社に集まった神様たちが、木の札にそれぞれ男女の名前を書き、相談してカップルを決めたあと、男女の札を結びつけて「縁結び」しているところを描いたものです。
神々が集う出雲の各神社では、「神迎祭」に始まり「神在祭」そして全国に神々をお見送りする「神等去出祭」が行われます。
有名なのは、万九千神社で、全国から参集された八百万の神が最後にお立ち寄りになり、神議りと神宴を催され、ここから各地へお旅立ちなさると伝えられています。
今回の一曲
「しまねっこの歌」ことのは
http://fm-sanin.co.jp/retoro/index.php?e=852
おがっちの島根歴史学講座!みたいな! 08:59 PM comments (x) trackback (x)