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「おがっちの島根学講座!みたいな!」Vol.2 4月25日

2014.04.29 Tuesday

投稿者:おがっち

おがっちの「島根学講座!みたいな!」
このコーナーは、みんなで島根のことをいろいろ勉強していこう!というものです。

今回の担当は、やまきょんさん。

・「島根県立美術館、出雲古代歴史博物館、石見美術館」の情報。

現在、好評開催中の島根県立美術館開館15周年を記念した「水辺のアルカディア ピュヴィス・ド・シャヴァンヌの神話世界」。

この展覧会では、シャヴァンヌの作品を、世界各国から集めてきています。
フランス、アメリカ、イギリス、・・・。
美術館は、オルセー、シカゴ、メトロポリタン、スミソニアン、カーネギー、フィラディルフィアなどなど。

実は、シャヴァンヌは、欧米では、とても人気の高い画家で、有名美術館といわれるようなところが、こぞって、入手しています。一度手にいれたら、誰もが大切に所蔵するので、オークションなどにもなかなか、でてこないそうです。

島根県は、県立美術館の開館にあたって、シャヴァンヌの作品を二つも入手しています。
今回は、島美が企画した展覧会なので、島美の学芸員の方が、すべての作品について、直接、出品交渉にあたりました。
日本で初めてという意味で日本初、島美が企画したという意味で島根発の、本格的なシャヴァンヌの展覧会なんです。

例えば、「祖国のための競技」という作品は、もともとは縦94センチで横は軽く4メートルを超える大作。それが、右側から3分の1程のところで切られて、今では、別々の作品として、所有されているのだそうです。
二つの作品に分けられて以来、2011年まで、大きい方は、どこにあるのかもわからなかったのですが、現在では、大西洋を隔てて、ヨーロッパとアメリカ大陸に離れ離れになっています。
今回、島美が、直接、双方にお願いして、展示にこぎつけることができ、切り離されていた作品が約100年ぶりに、奇跡の再会を果たし展示されています。

このような作品にまつわるお話など、日曜日には、ギャラリートークがあります。スケジュールはHPで確認してください。

益田のグラントワ、石見美術館の情報です。
5月24日から、「機関車トーマスとなかまたち」の絵本原画展を開催します。開催に先立つ5月4日と、会期中の6月8日には、グラントワの中庭に、石炭で走るミニSLが出現するそうです。
無料で体験乗車ができます。詳しくは、グラントワのHPを見てくださいね。

出雲市の古代出雲歴史博物館では、現在、「近江巡礼〜祈りの至宝展〜」という特別展を開催中で、歩くお姿のお地蔵さんが観覧できるそうです。
ほかにも、平安時代に実際にお坊さんが、法要の時に、花びらを入れて、まきながら歩いたという貴重な国宝のかごや、山法師の強訴の様子を描いた屏風など、興味深い品が展示されています。

お休みの日には、ゆっくり美術館や博物館をめぐるのもいいですね。

・今日の一曲
ジョルジュ・ムスタキ「私の孤独」

次回の放送は、5月9日の放送です。

http://fm-sanin.co.jp/retoro/index.php?e=911
おがっちの島根歴史学講座!みたいな! 09:51 AM comments (x) trackback (x)

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