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2018.7.17
3連休明け、身体がまだまだ鈍っております・・・。
連休最終日もうだるような暑さで、外へ出かけようもんなら汗が噴き出して大変でした。
熱中症らしき症状で搬送された方も多かったようです。
何度言っても足らないですが、熱中症対策はしっかりお願いします。
さて、本日は【活弁】をご紹介しました。
響きのみ聞くとかつ丼弁当と間違う方もいるでしょうが(笑)←わたし?
違いますよ!!
一体活弁とはどんなものなのか?
無声映画を上映中に、その内容を語りで表現して解説する専門の解説者。
活動写真を弁ずるというところから活動写真弁士(かつどうしゃしんべんし)と呼ばれ、略して活弁(かつべん)ともいうのだそうです。
本日は島根県飯南町で弁士としてご活躍の景山良一さんをお迎えして活弁の世界のお話頂きました。
音声のみでは伝わりませんでしたが、御衣裳も素敵!
蝶ネクタイがさらにおしゃれですね!
飯南町には吉岡長太郎さんという有名な弁士がいたそうです。
その方は奥様と一緒にリヤカーに映写機とフィルムをのせ、地域で上映したのだそうです。
その貴重なフィルムが町に寄贈されたことで、『長太郎活動写真弁士保存会』が結成され、頓原公民館を拠点に活動してる方がいるのだそうです。
そのメンバーの一人景山さん。実は弁士名もお持ちです。
普段は頓原公民館で主事をされているということもあり、役職とかけて
「景山酒時」。
私は以前、頓原公民館で拝見したことがありました。
真っ暗な部屋で、白黒の古い映像が流れ、その前に立って、熱く語っておられました。
音の無い映像は、今では物足りなく感じるかもしれませんが、人の声によって命が吹き込まれ、その映像はリアルなものとなっていきました。
言葉の表現や声の表現によって、弁士によっても、作品のカラーは変わります。
そして、同じ弁士がやったとしても、毎回同じものはできない、と、景山さんはおっしゃいます。
披露する場所、お客さんの層、テンション、気候、様々な環境が、その日の活弁に繋がっているのでしょうね。
それにしても、この時代に活弁を指導できる人が身近にいるのか??疑問だったのですが、プロの弁士の方に指導してもらっているそうです!
坂本頼光さん。
吉岡長太郎さんが居た当時は、きっと多くの人が活弁を楽しみに集まっていたことでしょう。
その風景が景山さんを通してちょっぴり想像できました。
さあ、そんな弁士景山さんの公演を近々観ることが出来ます!
7月22日午後2時30分〜
『活弁映画観たことある!?」と題して、小田回想館で開催!
活弁の世界をお楽しみください。
詳しく知りたい方は、頓原公民館へお問い合わせください。
電話 0854−72−0980 景山良一さんまで!
♪ ソングリスト ♪
10:32 SUNNY GIRL/Awesome City Club
10:37 ベター・トゥゲザー/ジャック・ジョンソン
10:52 飄々とエモーション/フレデリック