今日はお盆2日目！
もうＵターンラッシュも始まっているようですので、ドライバーのみなさんはどうぞお気を付け下さいね。
長旅の方は休憩をとりながら、安全に旅をしてくださいね（＾＾）

さて、明日8月15日は終戦記念日です

「戦争」ってとても遠い出来事のように感じる方もいるかもしれませんが、実は自分のおじいちゃんおばちゃんが体験している、、そのくらい最近の出来事でもあります。
（年代によって違いますけどね）
私の祖父祖母も戦争を生きた人です。
父方の祖祖父は海兵隊で戦死しました。どんなおじいちゃんだったんだろう？と思いますが作家活動を趣味でしていたそうです。
なんとなく、私が創作活動が好きなのはその血が流れているからなのかな？なんて思います。
そして、祖祖母は祖父が居なかった分力仕事を頑張って子育てをしたそうです。
母方のおじいちゃんは海兵隊で爆撃を受け、一度海に放り出されましたが、いかだに捕まって浮いていたところ味方の船に助けられたそうです。
今年亡くなりましたが、もし祖父が戦死していたら私は今ここに居なかったかもしれません。
そう考えると、命を繋ぐということは簡単ではなく、本当にありがたいことだと感じます。

今は当時からは考えられないくらい豊かな暮らしをしています。
でも戦争という恐ろしく残酷な出来事があったことも事実。
ではその事実をどう受け止めて、これからどうしていくのか…。
これは後の時代に生きる人の大切なテーマの一つだと思います。

ただ、今その事実を語れる人、伝える人がだんだんと減ってきています。
そして知るべき事実であることを否定する声も上がっているのです。

そこにはきっと「怖い」という思いもあるのでしょう。

では紙芝居だったらどうでしょう？

今日番組では、鳥取市を拠点に紙芝居の活動をされています平家六栄（へいけ・むつたか）さんをご紹介しました。
平家さんは80歳。元々演劇をされていたのですが、60歳の時に紙芝居に出会い続けていらっしゃいます。
「今だからできることです」と楽しそうにお話くださいました。

様々な紙芝居がある中で、戦争に関する紙芝居もされている平家さん。
私も良く知っている「はだしのゲン」の上演もされています。

はだしのゲンというと、小学校の図書館にある漫画でした。
怖いもの見たさもあって、チラっと開いては閉じて…
まるで別の世界のお話を観ているようでした。
子供の頃は怖くて最後まで読めなかったですね。

そんな思い出のある方もいらっしゃるのではないでしょうか？？

はだしのゲンの紙芝居は全部で5巻あり通して上演すると90分あるそうです。
小学生の前ですると「怖い」と見ない子もいるようですが、同時に「平和な世の中であることが大切である」という子供たちの感想も届いているそうです。
また、お年寄りの方の前で上演すると懐かしさと、当時の思いとが込み上げ最後までじっくりと鑑賞され「見てよかった」「元気が出た」と言われる方も多いそうです。
それぞれ、世代によってそこから感じるものは違うのでしょうが、共通して言えるのは「平和」について考えるきっかけになっているということです。

平家さんはこの紙芝居を通して平和について考えてほしい、平和であることの大切さを伝えていきたいとお話くださいました。

はだしのゲンの他に「かわいそうなゾウ」「白旗の少女」なども上演するそうです。
もちろんたくさんの愉快な紙芝居も上演されています。

「楽しかった」「面白かった」「また見たい！」

観る方のこの声こそが、平家さんの原動力。
平和が続くために、自分のやりたいことをやりぬくために、平家さんの紙芝居活動は続いていきます。

平家さんへの紙芝居の依頼は０９０−３３７２−８１２１へご連絡ください。
車が運転出来る限り、どこへでもいきますよ。とおっしゃっていました。
紙芝居で地域を元気にする活動、番組も応援しています！


♪　ソングリスト　♪

１０：３２　僕が君の耳になる／ＨＡＮＤＳＩＧＮ
１０：３７　ザ・ウェイ・アイ・アム／チャーリー・プース
１０：４７　花水木の咲くころに／辻井 伸行
１０：５３　手紙／Mr.children