蛍の光　窓の雪♪
一仕事終えて探偵局から帰ってきたボスは
ソファに沈み込んで口ずさんだ。
お疲れ、俺。
強めの酒をまずは流し込み、炎が出るような息を吐いた。
それからあくびをひとつして、瞼を閉じる。
夢の中では奴らが待っている。


ストレイトガール「１２００メートルが大好き。私のショートプログラムにはトリプルアクセルも要らない。ただぶっちぎるだけ。」

ハクサンムーン「何を言うか！カナロアを引き継ぐのは・・・オ・レ！ムーン伝説はかぐや姫の頃から続いているんだぜ。」

リアルインパクト「何寝言を言ってるかな。リアルに生きてるか♪バイ大江千里。戸崎を乗せて月を撃つ。」


鼻差の接近戦を制するのはだれだ！
春の短距離王決定戦が弥生のフィナーレを飾る！


目が覚めたボスはＦＭ探偵局の３年間に想いを馳せる。
”みんなありがとう。本当に楽しかった”
後は若いもんに任せる。
だからここは戸崎にかけてみようか。


ボスの笑いの壷屋
●高校野球の最終回があっけない幕切れだったら嫌だ。
●「巨人の星」の最終回が延長戦に突入したら嫌だ。

寒さに耐え、風に耐え、

土の中で、樹々の上で懸命に蕾が膨らもうとしている。

次から次と新しい命が息吹いていくのが春だ。

春の歌にはウキウキソングが多い。

新しい生活が始まるんだよお。

ということで、ボスとあらまどに異動辞令が出た！

ボスも新しい生活をスタートさせるとするか。

まずは春Ｇ１だな。



ボスの笑いの壷屋
●「笑いの壷屋　卒業証書」
　　貴殿は、毎週毎週、ボスの不埒な指令に対し、抱腹絶倒のタレこみに尽力され、多くのリスナーに涙・涙あふれる笑いを提供頂きました。
　　その創作意欲に感謝し、ここに表します。
　　“笑いの壷屋”は、来週のＦＭ探偵局をもって終了しますが、今後とも笑顔の絶えない日々を送られますよう祈念致します。

今朝の揺れには驚いたな。

あらまど君のお通りかと思ったよ。

日頃の備えは本当に大丈夫かな。

長時間の停電だと情報が届かないよ。

乾電池とラジオがあれば心配なし。

ライフライン情報と安心を届けるからね。

でも、あやぼはあの揺れに気づいていないらしい。


ボスの笑いの壷屋
●ストライク　低すぎるだろう　バカヤロー！
●ストライク　どうせ打てねーだろ　バカヤロー！
●ストライク　まだ投げてねーぞ　バカヤロー！