黄昏の町30::FM探偵局

2012.8.24

黄昏の町30

RN．エルビス７７

近くのコンビニに高校の文化祭のポスターが貼ってあり、35年前の1977年、
私が17歳の高２の出来事を思い出しました。当時の私はごく普通の高校生でした。
しかし、一学期の英語の中間テストで先生の採点ミスにより６５点が９点にされ、
身に覚えのない欠点をつけられてしまった。
結局、訂正してもらったのだが、その先生からは何の謝罪の言葉はなかった。
それから私は何の為に勉強するのか？何の為に学校に行くのか？
自分自身の存在理由もわからずに悶々とした日々を送っていました。
そんな時に音楽の先生に文化祭で独唱してみないかと勧められた。
私は小６の卒業式の予行練習で返事をした際に下級生に笑われて以来
自分のクラシック的な声が嫌いで話をする時も小声でしていたが、
小中高どの音楽の先生も私が唄うとニコニコと態度が変わった。私は唄うことにした。
何かを変えたかったのか、自分の存在を明らかにしたかったのか…しかも英語の歌を唄ってやろうと思った。
その頃よく聞いていたラジオから流れたエルビス・プレスリーの「My　なんとか？」という曲が心に残り探したが、
今のようにネットでサクサク検索なんてこともなく、わからずに結局「My　Way」を唄った。
17歳で「My　Way」なんて笑ってしまいますが、一途な高校生にとっては人生賭けてたんでしょう。
最近、エルビスのバラードのベスト盤でその曲見つけました。「My　Boy」でした。
３５年前の17歳の自分自身に誇れる人生を送ってきたかわかりませんが、あの時唄いたかった曲をお願いします。

リクエスト曲：My Boy
アーティスト名：エルビス・プレスリー

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