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[おがっちの島根学講座!みたいな!」6月23日

2017.06.27 Tuesday

投稿者:おがっち

地域が誇る、知る人ぞ知る、島根県内各地の魅力をご紹介するしまね学講座、今回は、飯南町・頓原です。

担当は、頓原町・町区連担地「はない茶屋」まかない有志の鳥屋ヶ原 美子さん、宅野 一子さん、白築 栄さんです。

・「飯南町・頓原」について。

頓原は山に囲まれた少子高齢化の小さな地域ですが、大自然の四季の変化を身近に感じられる素晴らしいところです。
この(ゆったりとした)環境で生活できるからこそ、「おんぼら」(ゆったり)とした人間性で、お互いを思いやる気持ちが生まれるのではないかと感じています。

そして、今「健康長生き体操」が町内で大流行しています。
グループごとに週1回行っていて、現在町内で300名以上が参加しています。


・「はない茶屋」誕生の経緯について。

地元で「はない」と呼ばれて親しまれた「花井鮮魚店」というお店がありまして。
我々が買い物や用事で行くと、長年一人で切りもりしておられたおばさんが、
「あがって、お茶を飲んでいけやー」
とか、手づくりされたものを
「持って帰って食えやー」
とか、誰にでも気軽に声を掛けて下さっていました。
ですが、平成20年にこのおばさんが亡くなられてからは、空き家になっていました。
県外にお住まいのご家族からは、「いつでも家を使ってくれ」と言っていただいていましたが、しばらくは空き家のままでした。
そうした所、3年ほど前に、頓原公民館から、地域のお茶飲み場をはじめないか、とお話しがありまして。近隣の婦人会数名で話し合い、「はない茶屋」としてオープンすることになったんです。

平成26年の「はない茶屋」のオープンでは、近くに住む“まかない有志”が、おしるこや栗の焼き菓子などの、お茶口を準備しました。
20名位にいらしていただいたのですが、中でも、「家に一人で居ると、上と下の唇がくっついてしまいそう」と言っておられた1人暮らしの女性が、はない茶屋で「大笑いした」と喜んで帰られたことが、忘れられません。
一人でも喜んでくださる方のために、継続することが大切だなぁ、と思いました。

・「はない茶屋」について。

開催日時は毎月第2、第4木曜日の午前10時〜12時までの、1日2時間限定です。昔から頓原は、お客さんが来るとすぐにお茶を出す所です。お茶受けも、ご飯のおかずになるような煮物、漬物などで、「はない茶屋」でも手づくり料理を主に出しています。
当日は利用される方などからの差し入れもありますので、品数は毎回とても多いです。

毎回つくっている定番メニューは「はないボール」です。豆腐で作ったドーナツなんです。(当日、現物を持っていきます)
また、その年最後の開催日には、「サバの煮つけ」を作っています。これは、はないのおばさんがよく作っていたもので、当時の味を思い出しながら再現しています。

地元の子供たちが園外保育や校外活動でやってきたり、飯南高校の寮生と一緒に食事を作ったりしています。ほかにも、病院の実習生などが研修の一環で来られることもあります。
また、はない茶屋が開催されないときは、趣味の講座なども開かれるようになりました。

「はない茶屋」は頓原地域のみならず、誰でも利用できます。
第2、第4木曜日に「ちょっと行ってみよう」という感覚で是非お越しください。
まかない有志一同、心よりお待ちしております。


次回は7月14日の放送です。

http://fm-sanin.co.jp/retoro/index.php?e=1338
おがっちの島根歴史学講座!みたいな! 06:03 PM comments (x) trackback (x)

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