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おがっちの「島根歴史学講座!みたいな!」第7回

2011.11.12 Saturday

投稿者:おがっち

第7回のおがっちの「島根歴史学講座!みたいな!」
ちょっこし歴女のおがっちと島根の歴史と文化について学ぶコーナー。

今日は島根の「神在月」について。

・旧暦では、今がまさに神在月。11月5日に神迎えの神事が出雲大社で行われた。
八百万(やおよろず)の神というのは、全国から、数え切れないほどの神様が集まってこられるということ。

・島根以外、長野県の諏訪大社周辺でも神在月という伝承がある。
諏訪大社といえば、「古事記」の「国譲り神話」の中で、大国主命の息子である建御名方(タケミナカタ)と、建御雷(タケミカヅチ)が相撲をした話を以前したが、その相撲の後、建御名方(タケミナカタ)は諏訪に行き、そこで祀られたと言われていて、それが諏訪大社の起源。
その諏訪大社周辺でも、神在月と言う。

「諏訪明神」の体があまりにも大きいので、諏訪に残られることになった。
まさに、留守神といわれる伝承。、
伝承によると、諏訪明神は蛇の体をしていて、頭の方は出雲大社に着いているのに、尻尾はまだ、諏訪に残っていたくらい大きかった・・・。

・出雲大社の神在祭は、神迎え神事といって、稲佐の浜で、八百万の神様がおこしになるのをお出迎えしてはじまる。
出雲大社だけでなく、松江市の佐太神社や神魂神社、多賀神社、出雲市の日御碕神社や神立橋のたもとにある万九千神社でも神在祭が行われる。
神様方の相談事が終わって、神様が出雲を立たれることは、「からさで」と言う。

万九千神社の近くの斐伊川にかかる「からさで大橋」や近くの「神立(かんだち)橋」の名前の由来は、こういうところからきているらしい。

この神在月の間は、出雲地域では、「お忌みさん」といって歌舞音曲や家の修理・新築、はたまた爪を切るなど、音を立てることを控える風習がある。

・今日の曲
松山優太さんの「縁結び」

島根と県外を結ぶ遣島使。
この歌は、出雲大社と神在月をモチーフにして、せつない恋心を歌ったもの。
松山さんの「えにしずく」という曲は、島根をモチーフにしている。
松江市立女子校の皆さんが発案した「縁雫」という言葉にインスピレーションを受けて、作られた曲。

次回放送:11月25日

http://fm-sanin.co.jp/retoro/index.php?e=554
おがっちの島根歴史学講座!みたいな! 09:58 PM comments (x) trackback (x)

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