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おがっちの「島根歴史学講座!みたいな!」5月25日

2012.05.29 Tuesday

投稿者:おがっち

おがっちの「島根歴史学講座!みたいな!」
このコーナーは、
島根が舞台となる神話が数多く登場する古事記が今年、編纂1300年を迎えたということで、
みんなで島根の歴史や文化を勉強していこう!というもの。

ゲストは、「リメンバーしまね」スタッフの「やまきょん」さん。

・隠岐の驛鈴について。
律令時代に、役人が地方に出張する際に、朝廷から支給されたパスポートみたいなもの。
「驛」は、音読みでは「えき」、訓読みでは「うまや」。律令制度のもとで30里(約16キロ、当時の1里=約530m))ごとにおかれた施設のこと。
驛には、驛長や驛子と呼ばれる人たち、馬などがいて、驛鈴をもってきた役人に、食料や人馬を提供したそう。
手のひらサイズの四角いサイコロくらいの大きさの驛鈴。当時の実物とも考えられている驛鈴は、日本に二つだけ、隠岐に残っている。。

・隠岐について。
後鳥羽上皇が承久の乱(1221)のあと、隠岐に配流されたのは42歳の頃。20年近く今の海士町で、暮らされた。
失意の後鳥羽上皇をお慰めしようと、島の人々が始めたもののひとつが「牛突き」といわれている。

後鳥羽上皇は、和歌の名手。
「新古今和歌集」の改訂も隠岐で。

・歌会始について。
今年のお題は「岸」。
約2000通の応募があり、その中から選ばれた10首の中に、隠岐のことを歌った歌が2首もあった。

埼玉県在住の70歳代女性の方の作品
「対岸の 街の明かりのほの見えて 隠岐の入り江の 静かなる夜」

大阪市在住の女子高校生の作品
「岸辺から 手を振る君に振りかへすけれど 夕日で君がみえない」

隠岐の4町村では、この歌とイメージ写真を額にして港やフェリー船内などに掲げて紹介している。

来年のお題は「立(りつ)」。

・今日の一曲
「しげさ節」ゆかり(隠岐出身の民謡歌手)

次回は、6月8日の放送です。

http://fm-sanin.co.jp/retoro/index.php?e=632
おがっちの島根歴史学講座!みたいな! 12:11 AM comments (x) trackback (x)

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