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2013.03.09 Saturday
おがっちの「島根歴史学講座!みたいな!」
このコーナーは、みんなで島根の歴史や文化を勉強していこう!というもの。
ゲストは、「リメンバーしまね」スタッフ ざっきーさん。
【道】について。
中国横断自動車道尾道松江線の吉田掛合ICから三次東ジャンクション・インターチェンンジまでの区間が3月30日17時に開通。松江市から広島市までの所要時間が約50分短縮できて、約2時間50分になる。
・「国道9号」の歴史について。
9号線の起点は「京都市下京区烏丸五条交差点」で、終点は「下関市下関駅西口交差点」までの742Kmの5府県(京都府、兵庫県、鳥取県、島根県、山口県)を通っている。
9号線は、昭和27年12月4に新道路法に基づく路線指定で「一般国道9号線」と指定された。
明治18年ごろは、国道25号線、大正9年からは、国道18号線とも呼ばれていた。
・日本の古代道路について。
古代の道路は、獣道のような道ではなく、現代の高速道路のように2車線〜4車線幅のまっすぐな道だったそう。
日本の古代道路は、飛鳥時代から平安時代前期にかけて、中央政府が計画的に整備・建設した。
中央と地方の情報伝達を迅速・円滑に行うために駅伝制が実施され、この駅伝制の下で、中央と国内各地を結ぶ道路網が整備されていた。その道路は、幅員が広く長い直線区間を持つ古代日本のハイウェイであり、現代もその痕跡が残っている。
東海道、東山道、北陸道、山陰道、山陽道、南海道、西海道という七道が、7世紀後半から8世紀にかけて建設。その規模は都から本州・四国・九州の66国2島全てに達する壮大なネットワークだった。
現在では、東海道のルートを国道1号がほぼ踏襲。山陽道を国道2号が、北陸道を国道8号が、山陰道を国道9号、南海道は国道11号と変遷している。
・国道54号の歴史について。
起点が、広島県広島市中区大手町四丁目で終点が島根県松江市雑賀町の全長170kmの国道。国道2号と国道9号を結ぶ「陰陽連絡国道」の幹線道路。
1953年(昭和28年)には、二級国道182号広島松江線として開通。
1963年(昭和38年)に、国道54号線と名称が変更され、約50年の歴史がある。ちなみに、青雲トンネル周辺は、かつては54号線のバイパスの頓原道路として、昭和39年に開通した有料道路だった。昭和56年から無料になっている。
今回、その国道54号と並行して、尾道松江線の三次までの区間が3月30日午後5時に開通する。
13時30分ごろ、雲南吉田IC付近で「テープカット」などの祝賀行事が行われる。
尾道松江線の全線開通は、平成26年度の予定。尾道から「しまなみ街道」で愛媛までつながる。
・今日の一曲
「風」大瀬戸千嶋
次回は、3月22日の放送です。
http://fm-sanin.co.jp/retoro/index.php?e=744
おがっちの島根歴史学講座!みたいな! 10:54 PM comments (x) trackback (x)