松江77.4MHz 浜田86.6MHz 邑智80.7MHz 大田82.1MHz 石見大和86.9MHz 隠岐82.7MHz 鳥取78.8MHz 羽須美87.3MHz 用瀬77.2MHz 智頭83.4MHz
2014.03.06 Thursday
おがっちの「島根学講座!みたいな!」
このコーナーは、みんなで島根のことをいろいろ勉強していこう!というものです。
今回の担当は、リメンバーしまねスタッフのざっきーさん。
隠岐の超高速船「レインボージェット」について。
レインボー2は、平成10年7月から16年間、初代レインボーは平成5年から14年間運航してました。
3月1日、隠岐と本土を結ぶ「レインボージェット」が就航しました。
「レインボージェット」という名前は公募で決定されました。その由来ですが、レインボーという名称は、今後も隠岐と本土間を結ぶ架け橋となることを願うこと、また、県民及び全国的にも隠岐の航路の超高速船の代名詞として定着していることからで、船の種類がジェットフォイルであることから「ジェット」を加えたそうです。
また、レインボー2は、胴体が2つの双胴式でしたが、ジェットの方は胴体が1つの水中翼船です。実は、鹿児島と種子島、屋久島を結ぶ航路で運航されていたものを隠岐へもってきたものだそうです。
総トン数はレインボー2の方が約300トンで、レインボージェットの方が約170トン。全長が33mから27mに、全体的に小さくなっていますが、運航速度は約70km/hから74km/hにあがっています。
また、以前のがディーゼルエンジンだったのですが、今回のはガスタービンのジェットエンジンで動くんです。
動き出す時のエンジン音はまるで飛行機のような音がするんです。エンジン自体はロールスロイス社製だそうです。
波が高い時や冬場は、レインボー2は運航を取りやめてましたが、レインボージェットの場合は、より高い波でも船が出せるようになり、ドックやメンテナンス期間も短縮され、運行期間が長くなるんです
乗船者数は、レインボー2は317名だったのですが、ジェットは若干少ない256名が定員だそうです。
レインボージェットの母港は別府港。
ジェットフォイルは安全に就航できる状態を保つために、毎日、最終便の着岸後にメンテナンスが必要で、別府港に作った整備工場で点検や整備をします。
ちなみに燃料は七類港と境港で給油タンク車から給油します。
レインボー2よりも時化に強い船だそうです。昨年、隠岐ジオパークが世界認定されましたよね。このレインボージェットを利用して、たくさんの方に隠岐の島への旅を楽しんでほしいですね。
・今日の一曲
ポールマッカートニー&ウングス「ジェット」
次回の放送は、3月14日です。
http://fm-sanin.co.jp/retoro/index.php?e=888
おがっちの島根歴史学講座!みたいな! 11:52 PM comments (x) trackback (x)