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「おがっちの島根学講座!みたいな!」Vol.9  8月8日

2014.08.11 Monday

投稿者:おがっち

おがっちの「島根学講座!みたいな!」
このコーナーは、みんなで島根のことをいろいろ勉強していこう!というものです。

今回の担当は、古代出雲歴史博物館 主任学芸員の仁木 聡さん。

・古代出雲歴史博物館で開催中の企画展、「倭の五王と出雲の豪族」について。

今回の企画展は、西暦5世紀、古墳時代中期の展覧会です。
倭の五王というのは、中国の歴史書に記された、ヤマト王権の中心的人物で、讃(さん)・珍(ちん)・済(せい)・興(こう)・武(ぶ)という5人の王様です。

なぜ、倭と呼ばれるようになったかというと、
有名な漢字研究者によると、当時日本列島の人々が、自分たちのことを「わー」と呼んでいたことから、「倭」になったという説があります。

今回の企画展には、1270点にも及ぶ、膨大な資料が展示されていますが、その中には、約70点にも及ぶ埴輪が展示されています。しかも、倭の五王のお墓と考えられている、教科書に登場する大山古墳(だいせんこふん)、いわゆる仁徳天皇陵古墳出土の埴輪が含まれています。

倭の五王と出雲の豪族は、何か特別な関係にあったでしょうか。
最近の調査研究で、出雲の豪族って、倭の五王やヤマト王権と非常に太いコネクションをもっていたと考えられるようになりました。
今回展示する出雲の古墳から出た埴輪が、ヤマトで出土する埴輪のデザインや作り方と大変よく似ています。

この企画展は、これまで、ヤマト王権との対立関係や。従属的関係で説明されてきた古代出雲のイメージを吹き飛ばすような、展示です。
5世紀、出雲の豪族は、倭の五王を支えた直属的な豪族と考えられます。まさに、徳川幕府に対する旗本直参のような存在です。
「倭の五王と出雲の豪族」企画展は、9月15日まで、出雲市の古代出雲歴史博物館で開催しています。

今日は、この企画展のチケットを、ペア5組、10名様にプレゼントします。
住所、氏名、連絡先の電話番号を明記の上、島根学講座みたいな係まで、FAX、メールでご応募ください。
締め切りは   8月  14日です。

・今日の一曲
レキシ「古墳へGO!」

次回は8月22日の放送です。

http://fm-sanin.co.jp/retoro/index.php?e=949
おがっちの島根歴史学講座!みたいな! 08:10 PM comments (x) trackback (x)

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