松江77.4MHz 浜田86.6MHz 邑智80.7MHz 大田82.1MHz 石見大和86.9MHz 隠岐82.7MHz 鳥取78.8MHz 羽須美87.3MHz 用瀬77.2MHz 智頭83.4MHz
2012.4.26
春の嵐が治まる頃、移動性高気圧は黄砂と睡魔を運んでくる。
ツツジに戯れるハチを見ていたら蜜の布団にくるまって眠ってしまいそうだ。
唄が聞こえる・・・
ギュスターヴクライ「ゲートガアイタラ ハシリダス アタリマエタイソウ♪」
ウィンバリアシオン「ムチガハイレバ ハシリダス アタリマエタイソウ♪」
トーセンジョーダン「オルフェーブル!」
ギュスターヴクライ「? アイツはここにいませんよ。」
トーセンジョーダン「? 人参くわえながら『うるせーぞ』って言ったんだけど・・『オルフェーブル』って聞こえた?」
ウィンバリアシオン「一番聞きたくない名前ですよ。アイツのおかげで万年2位だもんな。」
トーセンジョーダン「今年もお前は2位だ。俺がV2を果たすんだぜ。」
ギュスターヴクライ「アイツはまた途中でどこかにいっちゃうぜ。3コーナーにAKBのポスターでも貼っておこうか。」
ウィンバリアシオン「俺は4コーナーにモモクロのポスター貼っておくね。キャハハ!」
トーセンジョーダン「オルフェーブル!・・・(人参吐いて)・・・うるせーぞ!」
ギュスターヴクライ「トーセン キレル♪」
ウィンバリアシオン「オルフェハ キエル♪」
ギュスターヴクライ「ボクラハ ハシル♪」
ウィンバリアシオン&ギュスターヴクライ「アタリバケン タイソウ♪」
トーセンジョーダン「オルフェーブル!」
オルフェーブル「呼んだ?」
ボスが目を覚ます。
「ボス!メールが来ました!」
呼んだ?サユポン。
2012.4.13
花曇りの空を見ていた。
左から右へ2羽のヒバリが遊びながら空を切った。
いつから空気がこんなに暖かくなったのだろう。
空は鳥の遊園地のように今日も長閑だった。
さっき飲んだコーラの甘さを感じながらウトウトしていたら、コーラと奴らが出てきた。
ワールドエース「皐月賞だぜえ。勝つぜえ。ワールドだぜえ。」
グランデッツァ「スギちゃんのつもりね。あれはワイルドだからね。君はワールドね。」
ワールドエース「ゲートが開くぜ。走るぜ。1位だぜ。ワールドだぜえ。」
グランデッツァ「だめだ。頼むから、そのコーラのボトルを持って走らないでね。」
ワールドエース「俺以外の馬券の数字は印刷できないようにしたぜ。枠が決まる前だったので、俺の枠数字も消えたぜ。ワールドだろ。」
グランデッツァ「落ちまでマネしちゃだめだよ。」
ワールドエース「俺以外のゲートを壊してやったぜえ。やはり枠が決まる前だったので、俺のゲートも開かなかったぜ。ワールドだろ。」
グランデッツァ「ピン芸人になんで僕が突っ込み役をしているんだろう。こんなのでG−1勝てるのかな。」
ワールドエース「R−1は2位だったぜ。G−1は1位だぜえ。ワールドだろう〜!」
クラッシック最初の関門は青春の門。若き駒達がいざ弾ける。
コーラが胃から戻ってきた。そんなに身体を揺らすな。サユポン!
「ボス!メール来ました!」
2012.4.6
春眠暁を覚えずとはボスのためにある言葉だ。
瞼に春霞、ウトウトしていたらお姉さんたちの登場だ。
ヴィルシーナ「問題です。ヒロコ、ジュンコ、ミチコと言えば?」
ジョワドヴィーヴル「はいはいはい。コシノ三姉妹。」
ヴィルシーナ「正解。問題です。浅香唯、大西結花、中村由真と言えば?」
パララサルー「はいはいはい。風間三姉妹。」
ヴィルシーナ「正解。問題です。茶々、初、江と言えば?」
ジェンティルドンナ「はいはいはい。浅井三姉妹。」
ヴィルシーナ「正解。みんな凄いわね。さすが全員ディープインパクトをお父さんにもつだけあるわ。パパはアイドルだったもんね。」
ジョワドヴィーヴル「錦戸亮か!でも日曜日は私たちディープ三姉妹がワン・ツー・スリーになりましょうよ。姉か妹かよくわからないみんな!」
パララサルー「でも今回は四姉妹で出走するのよ。四頭同着でもない限り、誰かが損をするわ。」
ジェンティルドンナ「だったら四頭同着になるように走りましょうよ。」
ヴィルシーナ「そんなの無理よ。三姉妹独占でスポーツ紙は見出し満足だよ。」
ジェンティルドンナ「三姉妹じゃなくて四姉妹にするのよ。いいみんな今日からポッキーを食べ続けて。夢はきっと叶うわ。」
ジョワドヴィーヴル「それって、もしかして、ポッキー四姉妹作戦?」
アイムユアーズ「ばっかじゃないの。」
花びらが散りそうな落ちに目が覚める。そこへ・・。
サユポン・ハズ・カム。
「ボス!メールが届きました。」