松江77.4MHz 浜田86.6MHz 邑智80.7MHz 大田82.1MHz 石見大和86.9MHz 隠岐82.7MHz 鳥取78.8MHz 羽須美87.3MHz 用瀬77.2MHz 智頭83.4MHz
2018.10.31
こんにちは!
さーて、今週のちぇけふらさんは〜♪(サザエさん風に)
15時台
○ゆーきのマジ☆クッキング〜!
お手軽、時短調理が得意なゆーきどん。
今回はどんなメニューで大坂の喉を唸らしてくれるのでしょう??
○「冷やっとした話…」メッセージトーク
いろいろあると思います。カーブを通ったら急に人が飛び出してきた!
自信なかったけど、テストで本当に0点を取ってしまった!
やばい場面を見られてしまった!などなど…
日常の中でのヒヤッとしたお話。
または…見えないはずのものが見えているんですけど…
小さいころ、小さいおじさんが見えていました。
名前を呼ばれて振り返ったら、誰も居ませんでした…
などなど、誰がきいても本気でヒヤっとする話まで幅広くお待ちしています。
16時台
○ありがとうぁみの全国怪談夜会ツアー2018
『茶の湯で楽しむ怪談夜会 松江』についてご本人が登場してお話伺います!
キャー!こわーいお話も聞けるかも〜♪
みなさまの温かいメッセージをお待ちしています!
メッセージはこちら!
2018.10.31
10/27(土)、28(日)、2日間限定でオープンした「松江堀川スタジオ」から
松江城周辺の観光情報やイベント情報を、インターネットラジオでお伝えする番組を
担当しました。
いつものスタジオを飛び出しての放送で、リスナーさんにもお会いできて嬉しかったです
寒い中お越しいただきありがとうございました。
ちぇけら♪読書週間3日目★
今日ご紹介したのは、鳥取市元町にあります「定有堂書店」。
店主の奈良敏行さんにお話を伺いました。
定有堂書店は”全国の書店員さんの聖地”と言われている本屋さん。
何故そのように言われるようになったのでしょう。
1980年10月開業の「定有堂書店」さん。
開業時からいろいろなメディアで紹介される機会が多く、
【本が好きな人が本屋を始める】という事で話題になり、
興味を持った開業を希望される方々が訪ねてこられるようになったそうです。
実際に本屋さんを始められた方もいらっしゃったとか。
読者と本屋の距離がとても近く、素人が始めて親しみを持ってもらえた事が
”聖地”という言葉になったと思います!と、奈良さんはおっしゃっています。
お店づくりは実にユニーク!
本の置き方や本の紹介の仕方など、定有堂書店さんならではの工夫がいっぱいです
入口すぐの平台には、新旧ジャンル関係なく、
いろいろな本がピックアップされて置いてあります。
時にはお客様の「この本良かったよ〜」という一声で、本がかわっていく台です。
また、雑誌のバックナンバーも豊富に揃っています。
新刊の雑誌はあまり売れなくて、バックナンバーが驚くほど売れるそうです
”遅れて売る”というお話をされましたが、面白い表現ですね〜。
とにかく、いろいろな人の考えを本棚に反映されているそうです。
他にもまだまだ特徴あるお店づくりをされていますので、
お店の中はどんな様子か、ぜひ定有堂書店さんのHPをご覧くださいね
今後のお店づくりについて伺うと、
皆さんから「昔のままでいてください!」と言われるそうです。
周囲がどんどん変化していく中で、変わらない良さが定有堂書店さんに
あるのでしょうね。
奈良さんは本の面白さを伝えようと、毎月読書会を開いたり、
『音信不通』という手作りの雑誌を、月刊で作成していらっしゃいます。
お店のどこかにこっそり置いてあるそうですので、探してみるのも面白いですよ。
HPでも最新号、バックナンバーが掲載されていますので、ぜひ読んでみてくださいね。
最後に、奈良さんにとって本はどんな存在ですか?
”空気”のようなものです。普通に周囲に満ちあふれているものです。
♪ ソングリスト ♪
10:31 Anniversary/TAOTAK
10:37 クリスマス・タイム・イズ・ヒア/サーフィス
10:55 Anyone At All/キャロル・キング
2018.10.30
ちぇけら♪読書週間2日目★
本日は可愛い女の子のお客様。
松江市伊勢宮町にある「イマジン珈琲」で店員をしている吉岡幸さん。
実は吉岡さん、自主制作で本を出版されてしまったのです!
どんな本なのかといいますと…映画に関する内容で、さらには「自己紹介するとしたらこの一本」がテーマになっています。
タイトルはフランス語で「C'es t la Vie」。
セラヴィと読むそうです。
意味は「それぞれの人生」
実はこの本は吉岡さんが書いた本というわけではありません。
吉岡さんがこれまで出会ってきた映画好きな人たちに声をかけて作られた本なのです。
この本に参加している人たちは、物書きとしては初めての方がほとんど。
「え〜、私なんかが?」
と言いながら、でもやってみる!と書いて下さった方も居たそうです。
何度も書き直して仕上げた人も居たようですよ。
寄稿された方の中には私の知っている方もいて、「あ〜、こういう文章書かれそう!」とか逆に知らない方は、「どんな人なんだろう」なんて、その人に思いを馳せてみたりしました。
文章って本当に個性が出ますね。すてき。
さて、そのセラヴィですが、見た目は「本」だと気付かないと思います。
この厚い紙のカバーの中に折りたたまれて本誌が入っています。
広げると大きな一枚の紙に。
本というとページをめくるイメージですが、セラヴィは違います。
例えば、カフェで、喫茶店で、レストランで…
珈琲片手に新聞を開いているイメージで作られているのです。
読む人のそういった姿まで想像されているというこだわり。
セラヴィを広げて読む姿、それすら映画のヒトコマのようです。
こだわりというと、本の中に掲載されている映画の一場面を切り取った写真たち。
インターネットでいくらでも画像は手に入る時代ですが、堂々と出版したかった吉岡さんは出版社から画像をきちんと買い取り掲載しているそうです。
それでも条件は厳しいために、掲載に至る前は本当に大変だったとか。
そして一番こだわったのはやはり「紙」。
サンプルを作って本屋さんに置いて欲しいとお願いに行ったときのことです。
本屋さんから
「本屋という仕事をしている以上、紙にこだわった本にして欲しい。」
と言われたのだそうです。
当時はビニールの中に本誌を折りたたんで入れていたという吉岡さん。
この時、「本を作るのは紙だなぁ」と改めて思ったそうです。
そこから紙屋さんにでかけ膨大な紙の中から一番相応しいものを探しました。
置いて欲しいとお願いをした本屋さんにも何度も通い、最後に仕上がったものを持って行くと
「素晴らしいものができたね」
と言われたそうです。
その時の吉岡さんの表情が、お話から想像できました。
それにしても、なぜこんなに大変な思いをしてまで本を出版したのでしょうか。
それにはこんな思いがありました。
あるひ勤め先のイマジン珈琲でサラリーマンの方とお話をしていたとき、
「最近の若い子ってどんな映画観るの?」
と質問されました。
そのとき、そういえば同世代の子と映画の話をしたことがないなぁ…と思ったのだそうです。
吉岡さん自身は19歳の時に出会った映画「ミツバチのささやき」で衝撃を受け、映画が改めて好きになったそうです。
20歳を目前に、なんだかソワソワしている自分の心と主人公の女の子の気持ちが重なったのだとか。
それから、何度も見返している映画がこの作品。
映画は吉岡さんに様々な感情や発見を与えてくれたのでしょうね。
そして、もっともっと、日常で映画の会話が飛び交ったらいいのになぁ、と吉岡さんは思ったのでした。
サラリーマンの方との話から、何かやりたい、そう思いスタートしたのがこの本の制作でした。
本屋さんや以前本を出版した方に取材をしている内に次々協力者が現れ制作は一気にすすんでいきました。
大変なこともあったけど、多くの人の気持ちが込められたセラヴィ。
吉岡さんは本を作る楽しみを知ったとお話くださいました。
実は今回出版された本はVol.1。
「マイペースに、1、2と、出せたらいいなと…」
とのことですので、次もとっても楽しみです。
今度はどんなテーマで、どんな方々の記事が掲載されるのでしょう?
これからも本を通じて、いろんな方の人生を通じて、映画の魅力を発信し続けて頂きたいと思います♪
♪ ソングリスト ♪
10:32 衝動のファンファーレ/松室 政哉
10:37 チャーコール・ベイビー/ブラッド・オレンジ
10:53 ムーン・リバー/映画『ティファニーで朝食を』より