葉桜は季節がまた進んだことを実感させる。
ただこの寒さはたまらない。
この時期、灯油の備蓄が気になる。
来シーズンまで残したくないし、無くなってもまだ寒い日がありそうだし。
そんなことを考えながら温風ヒーターの前で眠るボスである。
すると、夢の中に少し大人になった少年達が現れた。


ロゴタイプ「ムチを入れられるのって体罰だよな。体罰反対！」

コディーノ「お尻ペンペンぐらいで大騒ぎしなくていいと思うけど。」

カミノタサハラ「第一、ムチが入らなきゃいつ全速力にギアチェンジしていいかわからないだろ。」

ロゴタイプ「そりゃゴールが見えたら走ればいいじゃん。」

コディーノ「見えたらって、いつから？」

ロゴタイプ「いつから？今でしょ！」

カミノタサハラ「それが言いたかったんだな。」

コディーノ「勝って言えよ。今でしょじゃなくて、ウマでしょってな。」

カミノタサハラ「それと、馬トンのノウミサンアイシテルっていうと、阪神ファンは喜ぶかも。」


若き駿馬が初めてのクラッシックに挑む。
エリート達の春の陣！いざ！

ボスの笑いの壷屋
●リビングルームでしょ。（居間でしょう。今でしょう！）

新年度が始まった。
新しい教科書の匂いを思い出す。最初のページを折るのがもったいなかった。
嫌いな教科でも真新しい教科書を前にすると、やる気が起きた。
その日だけだったが。
花吹雪の下で眠る夢を見る。
鼻吹雪。誰だ鼻息で桜花を巻き上げるのは。
２頭が佇んでいた。

クロフネサプライズ「ニンジンたっぷりのお団子作ってお花見よ。」

レッドオーヴァル「クロフネちゃんは花より団子でしょ。つまり賞金でしょ。」

クロフネサプライズ「そりゃそうよ。桜はもう散っちゃってるんだから、見るものはもう私の単勝しかないじゃん。」

レッドオーヴァル「でもね、マンボちゃんが怪しいよ。気を使えるんだって。マカンコウサッポウとかなんとか。」

クロフネサプライズ「カメハメ波か・・・。今女子の間で流行っているとは聞いてたけど。マンボちゃんがねえ。」

レッドオーヴァル「カメハメ波だろうが、ニンジャリバンバンだろうが気にしない気にしない。」

クロフネサプライズ「全然気にしてないよ。私が勝ったら帰りに馬カフェで遊びましょ。」

少女たちの歴史が今開く。
駈け出した４月の青春譜を奏でる。

２頭が２人の顔に変わる。
あらまど＆あやボ。
「は・は・初めまして。」
探偵局も新たな歴史が開いたんだ。


ボスの笑いの壷屋
●濡れている
●柔らかい
●伸びる　引っ張ると名前の文字が縦に伸びる
●おひけいなすってと仁義を切る姿勢で、手の先に名刺
●会社名や肩書がまだ覚えられず、逆さ読みができないため横に並んで渡す。

川嶋あい「旅立ちの日に・・・」が心にしみる。

もう何十年も見ていない中学や高校のグラウンド、常連の店。

出会いと別れが交錯する春。その季節を桜が艶やかに咲き誇る。

サユポンが人事異動で「ＦＭ探偵局」を離れた。

そして来週からは新入探偵局員が新たなミッションを持ってやって来る。

さぞかしフレッシュな放送になるのだろう。

しかーし！ラジオの向こうの笑顔をこれからも作っていくぞぉ！！

４月からもよろしくお願いしますよ！！！


ボスの笑いの壷屋
●クラス替え。○○君と同じクラスだ。ドッキン！バッキン！