焼いも屋さんの声を聞いて、急に空腹感を抱いたボスである。
「ＷＨＡＴ　ＴＩＭＥ　ＩＳ　ＮＯＷ」を「掘ったイモいじんな」と外国人に言っていたのは
誰だったっけ。
「垣根の垣根の曲がり角」もうすぐそんな季節だ。
口ずさみながら今日も昼寝。
曲がり角といえば・・・第４コーナー。ムチが入る。


ジェンティルドンナ「１．２．３．４　ＡＬＳＯＫ　比べてみれば　ＡＬＳＯＫ　」

アイムユアーズ「ねえねえ、あそこで踊っているのジェンティルドンナよね。何やってんの？」

ヴィルシーナ「彼女、自分が吉田沙保里とたぶってるみたい。」

アイムユアーズ「連覇がかかっているとはいえ、やりすぎじゃない。」

ヴィルシーナ「３冠できたら国民栄誉賞ももらえると思ってるよ。」

アイムユアーズ「マジデー！？」

ヴィルシーナ「ノーベル賞も欲しいって。」

アイムユアーズ「アパパネ姉さんがいなくなったら急に態度でかくない？」

ヴィルシーナ「京都では私達がサスからねえ。凱旋門のオルフェ兄さんと同じことを起すからねえ。」

アイムユアーズ「ねえ。」

ジェンティルドンナ「あら、お二頭。ごきげんよう。勝った暁はお父さんを肩車したいな。」

アイムユアーズ「ディープインパクトを騎乗させるってか？」


「起きろー！ボス、メールが来ました！」
ｉＰＳサユポンの声がする。


ボスの笑いの壷屋
●開演前の出演者挨拶で「別に」とエリカ風にかわす

かつてフランス皇帝ナポレオンは「我が辞書に不可能という文字は無い」とのたまった。
かくいうボスは不可能だらけである。
フランスに行きたいな。パリを闊歩したいな。シャンゼリゼはどんな街だろう。
秋の青空を仰ぎ見ながら、トリコロールの青に想いを馳せながら居眠りするのである。
すると、夢の中にパリにいるやつが現れた。

オルフェーブル「拙者オルフェーブルと申すはお立会いのうちにご存じの方もございましょうが
　　　　　　　　　　お江戸を立ってフランス、セーヌ川をお過ぎなされてモンマルトルを登りおいでなさるれば
　　　　　　　　　　ロンシャン競馬場、只今はゲートに入り、一番人気と名乗りまする。
　　　　　　　　　　お手に入れまするその馬券は、昔、日本国の名馬数々、我が厩舎へ来たり、悲願を深くこめ置き、
　　　　　　　　　　走る時は一枚ずつ財布の隙間より取り出だす。
　　　　　　　　　　依って、その名を世界から優駿とたまわる・・・ニヤッ。」

　キャメロット　「ニホンノウマ　コワイデス。　ダカラ　ミンナ　ヤスム。」

「休んでいる場合じゃないですよ！
　ボス！メールが来ました！」

今日もサユポンの声で目が覚める。


ボスの笑いの壷屋
●ボールペンのシンを胸で押して出す。ちなみに引っ込めるのも胸で押す。

運動会シーズンだ。
今年はウサイン・ボルトが刷り込まれている輩もいるかもしれない。
ゴール後、イナズマアクションは止めてくれ。
聞くところによると、１位２位と順位を決めない運動会もあるそうだ。
それはいいのか？
ボスは納得いかないと思いつつ、秋のそよ風に居眠りを始める。

「納得するかよ！」
３頭が夢の中でハモッタ。

ロードカナロア「カレンチャンチャン。」

カレンチャン「チャンが多い気もするけど。」

ロードカナロア「あなた体重が増えてるって評判だよ。大丈夫？」

カレンチャン「成長って言ってよ。筋肉がついたのよ。」

ロードカナロア「それなら安心だ。僕たちは同じ釜の人参食べているんだからね。ねえ、ダッサーゴーゴー。」

ダッシャーゴーゴー「そんなにダサくないけど。アパパネ姉さんも引退した今、カレンチャンが女王様だね。」

カレンチャン「またまたそんなにおだてて。本番では私の前に出ないでね。」

ロードカナロア「言うことまでアパパネ姉さんに似てきたね。」


「イナズマ姿で寝てないで！メール来ました！」
サユポンに起こされた。


ボスの笑いの壷屋
●（星飛雄馬の受難）３番花形　４番オズマ
●（ウルトラマンの受難）第一話にバルタン星人　第二話にゼットン