台風が過ぎた後の風が束の間の涼風を運んでくれる。
昼寝には最適だ。
夢の中に２週にわたって出てくる奴もいる。


ルーラーシップ「俺ら草食なんだけど、心は肉食系なんだ。だから今度のレースも激しくビシビシいく！」

トゥザグローリー「さすがモテモテのルーラーシップ君。言うことがカッコいい！それに比べ・・。」

オルフェーブル「？　あのー。恋愛禁止って本当ですか？」

トゥザグローリー「何言ってんの？この前から調子がおかしいと思っていたら。恋ですか？」

ルーラーシップ「さすが三冠馬。競馬界の若大将。もてて仕方がないのはわかる。」

トゥザグローリー「しかし、仕事に持ち込んではいけない。中央競馬から九州に行ってもらうよ。」

ルーラーシップ「サシコと同じかよ。」

トゥザグローリー「まさか昔の恋愛関係でゆすられていないよな？」

ルーラーシップ「若大将はつらいよな。でも君は三冠馬だ。宝塚で完全復活してくれよ。」

オルフェーブル「ネコパンチ！」

トゥザグローリー「復活にはほど遠いかも。」


２０１２年も半分が過ぎようとしている。
上半期総決算。阪神の空に豪華総出演である。

「ボス！メールです！」
サユポンが呼んでいる。

ボスの笑いの壷屋
●未来の橋下徹知事に習って、奉行所管内で行うことになった刺青調査。
　しかし、遠山の金さんが大反対。桜吹雪の時点でアウト！
●今度の蹴鞠のイベントにナイキの協賛をお願いしよう。寺の住職に筆でシューッと書いてもらえればいいな。ナイキのマーク。
●我が国は鎖国をしているのに「カナダからの手紙」が見つかった。
　「色づく街を歩いていると涙がふいにこぼれて参り候。ラブレター・フロム・カナダ♪」

熱のこもり始めたオフィスから窓を通して紫陽花が涼やかな青をのぞかせる。
紫のグラデーションがかき氷のシロップを思わせる。
梅雨空の切れ間にも空の青がのぞく。
ためらいがちな夏の空がその時を待っている。あと一月、真夏のエネルギー充填中だ。
どうぞお手柔らかに。
体力温存のために、眠るボスである。

ルーラーシップ「芝の上のヒーローは本田だけじゃない。今度は俺だ。」

トゥザグローリー「ボスの夢に出るには一週間早くねえか。」

ルーラーシップ「宝塚だぜ。今からガンガンにアピールしなきゃだめだろう。」

オルフェーブル「すみれの花咲くころ♪・・・」

トゥザグローリー「？」

ルーラーシップ「オルフェーブル。どうしちゃったんだ？お前は期待されすぎなんだよ。少し休め。」

オルフェーブル「暑中お見舞い申し上げます。（ボウーッ）」

トゥザグローリー「いや、それまだ早いんだけど。」

オルフェーブル「しょっちゅう、お見舞い申し上げます。（ボウーッ）」」

トゥザグローリー「まあ最近はいつもお前のこと心配してるけど。酒でも飲んで寝たら。」

オルフェーブル「焼酎お見舞い申し上げます。（ボウーッ）」」

ルーラーシップ「完全に重症だ。」

オルフェーブル「重賞！」

トゥザグローリー「君は出ない方がいいかも。」

出なきゃ、出なきゃ、出なきゃ。
「ボス！メールです！」
出なきゃ！目が覚めたボスだった。

ボスの笑いの壷屋
●雨でプロ野球中断中のホームベースダイビングをまねしようとして、エプロンを取った。
●水道代を節約するため、シャンプーを付けて飛び出した。
●無理やりズブ濡れにさせたパパに向かって「ママ愛してる！」と叫ばせた。
●僕の知らないおじさんがお迎えうれしいなと言っている。パパに言うべきか。

梅雨に入った。今も大粒の雨が叩きつけている。

道にできた水たまりを車で通ると、ジャバーンと跳ね上がる。

歩いている人がいようものなら、頭から水をかぶってしまいかねない。

ドライバーの皆さんはどうか気を配って走って欲しい。

しばらく雨の多い日が続く。

ボスはお気に入りの本にはまる時間が増えそうだ。

ではまた来週元気に出会おう！

ボスの「笑いの壷屋」
●巨人が負けた日は動作がにぶい。
●縮尺が極端。ミクロまで見えて、道の石の結晶まで映す。
●中山道のアーカイブが保存されている。