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2011.11.11
そういえば、刈り取りを終えた田んぼは子供のころ絶好の野球場だったな。
三角ベースを走りまわる姿を今は見ない。街中に田んぼが消えてしまったから。
今はそこにおしゃれなアパートが立ち並ぶ。風景は変わった。
小春日和の中、今日もボスは昼寝を始めた。するとやはりあいつらが・・・。
ホエールキャプチャ「私は副女王で構わないわ。」
アパパネ「私は元女王でいいわよ。」
レーヴディソール「だったら私は旧女王としておいてね。」
アヴェンチュラ「みなさん何を謙遜していらっしゃるの。しかも私を体育館の裏に連れ出して。」
ホエールキャプチャ「あまり自信満々だとブエナ姉さんみたいになるしね。」
アパパネ「ナデシコはやはり控え目にした方がいいかなって思うようになったのよ。」
レーヴディソール「私なんか暫くお休みだったじゃない。出しゃばれないわ。」
アヴェンチュラ「そんな風に言うんだったら、私も控え目に走ろうかな。」
ホエールキャプチャ&アパパネ&レーヴディソール「絶対だな!!これで一頭消えた。」
アヴェンチュラ「は?」
ホエールキャプチャ「これで私たち3連複作戦成功だね。」
アパパネ「次はスノーフェアリーを落としに行こう。」
レーヴディソール「彼女はじゃじゃ馬だから用心しないとね。」
アヴェンチュラ「は?は?派閥政治反対・・・。」
黄昏の中、一頭たたずむアヴェンチュラだった。
そして別の声がこだまする。
「ボス!メールです!」
馬よりも猪の走りを見たいボスであった・・・。
2011.10.28
10月が過ぎ去ろうとしている。
街路の樹々も少しづつ色づき始め、季節は晩秋へと移っていく。
黄昏は歳に堪えるぜ。毛布にくるまってウトウト。
ローズキングダム「ブエナ姉さん、お久しゅうございます。」
ブエナビスタ「あら、ごきげんよう。最近は後輩達の話題で私達は影が薄いわね。」
アーネストリー「オルフェーブルのことですか。まあ大したことはないですよ。」
ローズキングダム「JCを避けてますし。」
ブエナビスタ「それだけ有馬が心配よね。」
アーネストリー「それって弱気です・・・か。」
ブエナビスタ「わけないでしょ。3歳ごときに私が負けると思うの。」
ローズキングダム「でも何が起こるかわかりませんでっせ。菅野も日本ハムが引き当てたし。」
アーネストリー「姉さんの表情が固まった。家政婦ミタ ブエナビスタ。」
ブエナビスタ「意味わかんないんだけど。いい、今度の府中では私より前に出ないでね。わかった!!」
アーネストリー「それはどうか・・。」(ローズに口を塞がれる)
ロースキングダム「あ、はいはい。もちろんですとも。アー君は大外だから。ただ乗る奴が日本語を理解していないと思うんで。叩かれたら行かざるを得ないかなと。」
ブエナビスタ「なんですって!キーッ!!」(馬舎の全員が目覚めてしまうほどのいななき)
超高音のいななきに目が覚めたボス。声が聞こえる。
「ボス!メールです!」
2011.10.21
澄んだ青い空にミルクをほんの少し垂らしたあとのような薄い雲。
大地との境界はやや赤みがかり始めた山の稜線が空と隔てている。
秋が街に降りている。
居眠り中のボス。ゆうべ食べた新米はうまかったな。
うまかった・・・ウマカッタ・・・馬勝った???
オルフェーブル「いくつもの時を越えて♪」
ウインバリアシオン「鼻歌が出るほど余裕じゃん。」
オルフェーブル「北川君とアヤパンがゴールイン。僕らはゲートイン。なんちゃって。」
フレールジャック「大丈夫か、オルフェーブル。少し休んだら。」
オルフェーブル「だってめでたいじゃないか。菊花賞を勝ったら菊の花を贈ろう。」
ウインバリアシオン「いやいやいや、おめでたい席に菊は贈らないし。」
オルフェーブル「それにしてもドラゴンズの差し切りは凄かったよな。」
ウインバリアシオン「今度は野球の話題ね。あー疲れる。」
フレールジャック「トーセンラー君は浅尾様浅尾様って言ってるよ。嫌だな。」
オルフェーブル「ビーチバレーの浅尾?ダートでしょ。」
フレールジャック「ドラゴンズの新守護神の浅尾なんだけど。」
オルフェーブル「僕はさされませんよ。フランスのサルコジ大統領に子供が生まれたって。菊贈ろうよ。キクちゃーん!」
ウインバリアシオン「だから、菊は贈らないんだって。いなかっぺ大将か。」
万感の思いを込め、菊が散る。ひらりと散る。
誰かがボスを起こしに来た。
「ボス!メールです!」
さあ番組スタートだよ!