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2013.10.25
絶え間ない雨が街を包む。
冷えた体を熱い珈琲で温め、くすんだ空を見ながら
少し眠りについた。
貫禄を備えたヒロインの笑い声が響く。
ジェンティルドンナ「オーホホホ、待ちくたびれたわ。」
トーケイヘイロー「女王様のお出ましですか。ターフが女王様のひずめを心待ちにしておりますよ。」
エイシンフラッシュ「オルフェーブルもキズナもゴールドシップもお休みでございます。お嬢様心行くまでお走りくださいませ。」
ジェンティルドンナ「ありがと。ほんで?」
トーケイヘイロー「藤原紀香のようなリアクションでございますな。私たちは3歩下がって着いて参ります。」
エイシンフラッシュ「当日の歓声が聞こえるようでございます。場内の賛美は全て女王様に向けられたものと承知しております。」
ジェンティルドンナ「それでよろしい。では東京で。(すらりすらり)」
トーケイヘイロー「帰りましたか。あー疲れた。なんでこんなお世辞言わなければいけないの。」
エイシンフラッシュ「本気にさせないようにだよ。最後は俺達が差す!」
トーケイヘイロー「さすが、先輩。楽しみですね。」
しかーし関東は雨。この3頭に重馬場の恐怖が待っているとは、
3頭が去った後に微笑む輩がいた。
その名をダノンバラードという。
ボスの笑いの壷屋
●宮本武蔵が今生きていたら、玉ねぎのみじん切りを手伝って欲しい。
2013.10.18
影法師が長く長く伸びる秋の午後。
横からあたる日差しがなんとも優しい。
今日も居眠りのボスであった。
すると、長い長い脚の影が何本も現れた。
ユールシンギング「若手イケメン達が登場する”月9”に対抗して、僕らで”日4”を盛り上げようよ。」
マジェスティハーツ「テニスの王子様ならぬ競馬の王子様。」
エピファネイア「君たちはルックスで人気を得ようとするのか。脚で仕事をしろよ。」
ユールシンギング「脚だったらエピファネイア君に勝てないよ。キズナ君もいないし、君がみんな持っていっちゃうんだから。」
マジェスティハーツ「そうだよ。この美しき馬体をひざまずかせても女性達の視線を集めてみせるよ。」
エピファネイア「君たちは努力が足りない。さあ帰ろう。」
ユールシンギング「どこ行くの?」
エピファネイア「男性エステ。毛並みをきれいにしとこうと思って。」
マジェスティハーツ「何だって!!」
そりゃ、若い駿馬にとってはルックスも大事。
成績も大事。欲張りな3歳達である。
されどエピネファイアゆるぎなき自信である。
ボスの笑いの壷屋
●じぇじぇじぇ。ジェイソンがマスクを取るよ。
2013.10.11
雲ひとつない晴天。
芝生に寝転びながら昔を思い出す。
空はその時と何も変わらないのに、
この喪失感はなんなのか。
凱旋門の屈辱だと気付かないボスは目を閉じ、
そして夢の中をさまよう。
すると彼女たちの声が届いた。
デニムアンドルビー「私もゆくゆくは凱旋門を疾走したトレブさんのように輝きたいわ。」
メイショウマンボ「私もマー君のように出場レース全部1位、勝率100%でいたいわ。」
スマートレイアー「私も白井君のように強烈な技で輝きたいわ。」
デニムアンドルビー「白井君って、体操の?じゃあハナズゴールさんみたいにグルグル回るわけ?受けるう!」
スマートレイアー「ばかにしないでよ。トレブだかセレブだか知らないけど、当日はスタートに失敗しないでね。」
メイショウマンボ「お二方、ぐだらないことで喧嘩はやめてね。私がヒロインになるんだけど。ウフ。」
デニムアンドルビー&スマートレイアー「なんですって。ウー!!!!」
メイショウマンボ「マンボ!!」
レディーズ3冠戦最後の戦い・・・始まる!
乙女の祈りは叶うのか。
ボスの笑いの壷屋
●居酒屋で鳴いている虫の音は「トリアエズビール、トリアエズビール」
最近ある自治体の居酒屋では「ジョウレイデニホンシュ、ジョウレイデニホンシュ」