夏の友。

ひと夏で出会ったフレンズのことではない。

小学生の頃、折角の長い長い夏休みを縛り付けてくる宿題集のタイトルだ。

決して友ではない。嫌な輩だった。

特に自由研究は最悪だった。夏休みが終わる間近になって手をつけると、

生活自体が自由でなくなる。

今、こんな研究ができたらというものを見つけた。

フライドチキン鳥類学・・・。

市販のフライドチキンを食べて、残った骨で鳥の骨格標本を作るというもの。

米子水鳥公園がこの夏企画しているイベントだ。

凄いぜ！この発想。

スパイシーなチキンをかぶりつく。ジューシーな肉がのどを通って、鶏好きには最高の満足感を与えてくれる。

カーネルボスに敬意を。

これぞ夏のモモ。いや夏の友。

今週もこんなボスを崩す一言「一言ＢＡＲ」を待っている。

豆腐を冷たくして食べる「冷奴」がうまい。

この「奴（やっこ）」というのは、もともと江戸時代の武家の下男のことを指す言葉。

なぜこれが豆腐の呼び名になったかというと、

江戸時代の豆腐の一丁は今の一丁の４倍ほどの大きさだったらしい。

当然切り分けるのだが、縦と横に２本づつ切ると９つに分かれ、

その模様が「奴」が着ていたハンテンの市松模様に似ていた。

そこで江戸っ子の間で「やっこ」と呼ぶようになったらしい。

イキでイナセな江戸文化だ。


江戸と言えば、ボスが最近はまっているドラマがある。

１９６５年にテレビドラマで放送されていた「新選組血風録」。

もちろん白黒。セリフはアテレコ。

にもかかわらず、根強い人気があって全２６話がＤＶＤになって蘇った。

ストイックな演技の俳優陣を観ていると、これぞハードボイルドと言わざるを得ない。

今夜も冷奴をつまみに幕末へタイムスリップしてみたい。

今週もこんなボスを阻止する一言「一言ＢＡＲ」を待っている・・・。

斜めに降る大粒の雨を傘で防ぎながら歩くのだが、下半身はズブ濡れだ。

車のドアを開け、傘をたたんで運転席にいかに早くもぐりこむか。

それはもうアスリート感覚の真剣勝負だ。

年に数回しかないこんな土砂降りはせめて屋内で過ごしていたいがそうはいかない。

車のエアコンから噴き出す冷気が濡れた服にあたる。

水冷と空冷のダブルがうれしいぜ。（ハックション）

体温とともに、ヤル気も奪われていった。

さあ、こんな俺を今週も「一言ＢＡＲ」で崩してくれ



鍋に中華の万能調味料「味覇（ウェイバー）」で味付けたスープ作る。

赤い缶に大きな商品名が書かれているアノ調味料だ。

スープに鶏のもも肉のぶつ切り、ニラ、油揚げ、新鮮なキャベツを入れて煮込む。

コラーゲンいっぱいの夏の鶏鍋はあっさりとしていくらでも喰える。

キャンベツがこんなにも旨いのかと気づく。

アツアツの具材にはキーンと冷えたビールがたまらない。