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受賞結果発表

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平成25年度受賞作品

一般部門

最優秀賞

女性
54歳

夫を病気で亡くし娘と二人きりになった。中学1年生だった娘は私の手を取り、「二人きりじゃないよ、二人もいるんだから。」と言って花のように笑った。こんな優しい子供を私に残してくれて、あなたありがとう。

優秀賞

女性
54歳

病弱な息子の洗濯物は、パジャマばかりでした。「神様、この子のスニーカーを洗わせて下さい」祈りが通じた今は「ありがとう」とつぶやいてスニーカーを干します。これからも、重度障害の息子と笑って歩き続けます。

優秀賞

女性
60歳

お互いに白髪が増えたけれど、そのうちの半分はお前のせいだと言うあなた。私の半分もあなたのせいよ。辛いことも嬉しいことも、何でも半分ずつ分け合って生きてきた証拠ね。これからもずっと、もっとよろしく!

佳作

男性
66歳

敬老の日、孫が、婆チャンの頭と背中を洗って上げるから行こうと誘う。訳が分からぬまま従うと、バケツにタオル、洗剤を持ってお墓へ。私に取っても敬老の日なのに、爺チャンも洗ってと、嬉しい指図に涙が溢れた。

佳作

男性
20歳

二十才を迎えた日、自分のアルバムを見返していたときのこと。母がつけた赤ちゃん手帳が挿まれていた。最初のページに、滲んだ「ありがとう」。涙が落ちた。この世に私が、また生まれた瞬間だった。

佳作

女性
24歳

卒論を提出一週間前に投げ出した.諦めた事が恥ずかしくて,学校に行くのもやめた.締切3日前,「まだ間に合う」と迎えがきた.提出したあと皆がハグしてくれた.私自身が見捨てた私を,信じてくれてありがとう.

きづき賞

女性
20歳

私の目の前で泣き出した友人へ。泣かないで、と言いながら少しだけ嬉しかったことを告白します。つらいとき、相談相手に私を選んでくれてありがとう。本当に嬉しかったよ。

きづき賞

男性
63歳

「私が杖になるから大丈夫よ」――事故の後遺症で目がやられ、前途を悲観する私に妻がそう囁いたとき、『心の目』が開いた私。幸い六度の手術で視力を取り戻したが、今でも『心の目』で妻を見ているときがある。

きづき賞

女性
27歳

トラックドライバーのあなた。その仕事の過酷さを知っているから、給与明細の増えた金額の分だけ心配が募る。命を削るみたいに仕事に励むあなたの後ろ姿は本当に尊いよ。ありがとう。

きづき賞

男性
69歳

筋ジストロフィーの少年の最後の手紙。お世話になった人々に感謝した後で「短い間だけれど僕を支えてくれた目さん鼻さんありがとう。耳さん口さんありがとう。胃さん腸さんありがとう。手さん足さんありがとう…」

きづき賞

男性
61歳

定年を迎えた最後の出勤日の朝、玄関に立つとピカピカの靴がきちんと並べられていた。夜遅く、一生懸命磨いてくれたんだね。無事勤めを終えることができるのも、我が最愛の妻と家族のお蔭です。心からありがとう。

きづき賞

男性
64歳

母が元気なころ、お友達とよく喫茶店でモーニングしていました。すっかり元気がなくなった母と二人でその喫茶店に行きました。夕方近いのに「おばあちゃんはいつものモーニングね」。店員さん、ありがとうね。

きづき賞

女性
55歳

子供の頃、「ありがとうが言える子に」と先生への連絡簿に書き続けた母さん。
そのお蔭で周りの皆に助けられました。私も同じことを娘と息子にしました。

きづき賞

女性
40歳

「これ、青森のりんごです」2つのりんごを持ってきた3部屋向こうのご近所さん。めったに顔も合わせない話もしたことないけれど、お互い毎日働いてこうしてやっとこさ生きている。なんだか世の中に有難う。

きづき賞

男性
66歳

これまでの感謝の気持ちで車いすを押し、たまには髪を切り、爪を切らせてもらっているだけなのに、いつも「ありがとう」と言ってくれる心優しい妻よ。こちらこそ本当に「ありがとう」です。

きづき賞

女性
21歳

母のメールは絵文字だらけ。しかも、意味の分からないところに付けるから時々笑ってしまう。でも、どんなメールにも必ず入ってるハートマーク。愛、詰まってるなぁ。不器用な愛。素直じゃないのは、あなた似です。

ティーンズ部門

最優秀賞

女性
17歳

朝目覚めると一通のメール。送信者は私より早起きのおばあちゃん。まちがいだらけ、ひらがなメール。「ふあいと、ふあいと」って。おばあちゃんありがとう。あなたの気持ちは届いています。

優秀賞

女性
17歳

お母さんが入院をして、お昼がお弁当からコンビニのパンになった。おいしいパンのはずなのに、味がしなかった。初めて知ったよ。愛情にも味があるってこと。お母さん、いつもお弁当ありがとう。毎日おいしいです。

優秀賞

男性
18歳

漁師の父。小さい頃から泳ぎや潜りにつれていってくれた。私は海が大好きになった。春からは海上自衛官。大好きな海はおれが守るから、父さんは大好きな漁を楽しんでください。これがおれからの一番の親孝行。

佳作

女性
18歳

部活の大会のビデオに入っているたくさんの応援の声。その中でひときわ目立つ一人の声。お母さんがこんなに応援してくれてるなんて知らなかった。いつもありがとう。

佳作

女性
13歳

私が、嫌な事があった時、お母さんは一番に気づいて、声をかけてくれる。「なんでわかったの?」と聞いたら、「あなたをずっと見てるから。」と言った。ずっと見守られていることがうれしかった。本当にありがとう。

佳作

女性
15歳

ある日、私の上履きがなくなった。“泣いたら格好悪い”と強がって、涙を堪える私に「一緒にケンケンしよ」ってあなたは左の上履きを私の前に置いてくれたね。思わず涙が溢れたよ。ありがとう。ありがとう。

きづき賞

男性
18歳

本棚に大切にしまってあった古いアルバム、なにげなく開いたアルバム、そこには小さな自分がいた。色んな思い出があふれる。そして最後のページは生まれたばかりの自分とたった5文字の言葉、生まれてきてよかった。

きづき賞

女性
18歳

人見知りな私。新学期のクラス替えで、知らない人ばかりのクラスに。一人、不安な毎日。
そんなある日お弁当に「スマイル!」というメモが。
気づいてたんだね、お母さんありがとう。このクラスが一番友達できた!

きづき賞

女性
18歳

「頑張ることは我慢することじゃない。」あなたの言葉に何度も助けられました。わたしの光になってくれてありがとう。今度はわたしがあなたの光となります。

きづき賞

女性
14歳

生まれてすぐの親戚の赤ちゃんを抱っこした。小さくて壊れそうだった。「あなたもそんなだったのよ」と皆に言われ、母の背を越えた自分を思う。何だか感謝の気持ちがこみ上げてきた。こんなに育ったよ。ありがとう。

きづき賞

女性
18歳

私が中学生の時、部活の先輩にいじめられてもう生きていたくないと思って泣いていたらお母さんは私を抱きしめて一緒に泣いてくれました。その後に言ってくれた「負けるな」。すごく救われました。ありがとう。

きづき賞

女性
17歳

私が生まれたころから同じように育ってきた犬のダンケ。小さい時、一緒に走り回ったよね。もう疲れたかな?14歳、お疲れ様。高校生の私に命の大切さを教えてくれてありがとう。一生の親友へ。

きづき賞

女性
17歳

久し振りに顔を見せに行っただけでとびきりの笑顔を見せてくれてたおじいちゃん。もうその笑顔は見る事ができないけど、誰かに必要とされているという幸せを感じさせてくれました。私は笑顔で大きな幸せを感じます。

きづき賞

男性
18歳

お弁当。言葉はないけど伝わります。蓋を開けば伝わります。「今日も一日頑張って」朝、起きられない僕に、毎日欠かさず作ってくれて。僕はお弁当を食べて、母の言葉に答えます。「今日も一日ありがとう」

きづき賞

女性
17歳

学校をサボりがちだった私の家にわざわざプリントを届けてくれてありがとう。手紙をくれたときは嬉しくて泣きました。先生の“待ってるからね”って言葉に励まされました。先生本当にありがとう。

きづき賞

女性
17歳

私が生まれて十七年。たくさんのことを教えてくれた。悪いと思ったら謝ること、ありがたいと思ったらお礼をすること。あなたからの言葉が私をここまで成長させてくれました。お母さん、ありがとう。
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