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2016.05.19 Thursday
地域が誇る、知る人ぞ知る、島根県内各地の魅力を紹介するしまね学講座、今回は「飯南町」。
・神話の山として知られる「琴引山」をクローズアップ。
担当は、頓原町公民館主事の影山良一さんと由来八幡宮氏子青年協議会の石飛幹祐さん。
・「琴引山」について。
琴引山は、飯南町にある1,014mの山で、山頂からは360度のパノラマが開け、三瓶山や広島県側の山々、また天気がよければ、遠く稲佐の浜を望むことができます。
山頂近くには「オオクニヌシ」を祀る琴弾山神社があり、子どもの健康な成長にご利益があるとされ、毎年秋の例祭には「チリケ封じ」のご祈祷に、小さな子供さんをオンブした親さんなどたくさんの参拝者があります。
琴引山は飯南町のほぼ中央に位置していて、町内から5つの登山ルートがあります。山頂から東側の斜面には、若いブナ林が広がっています。
琴引スキー場からの登山道にはギンバイソウやウスゲタマブキ、サンインヒキオコシなどの草花を見ることができます。
・「神話の山」と言われるのは?
琴引山の名前の由来なんですが、かの有名な出雲国風土記によると、この山にはオオクニヌシの「琴」が納められているから! とあります。
また、『古事記』には、オオクニヌシがスサノオの娘のスセリヒメと共に、スサノオの与える試練を乗り越えて、地上世界の王となるエピソードがあります。そこで王となったオオクニヌシは、スセリヒメと琴引山に登り、自分たちが鎮まるべき場所(すなわち出雲大社の場所)や、国づくりの構想を話し合った、という伝説が伝わっています。
・地域としてどのような取り組みをされているのですか?
由来八幡宮青年協議会は、9月の例祭に併せ、琴引山山頂で「神迎え神事」を行っています。旧暦の10月は全国の神様が出雲大社に集合されるということで神在月と言いますよね。その神様たちは先ず琴引山に降臨し、琴引山を源流とする神戸川を下って、日本海に出て稲佐浜から出雲大社へお入りになるという地元の伝承にちなんで、全国の神々が目印にいらっしゃる琴引山を清める神事をします。
琴引山から程近い頓原の集落では、全国の神々のもたらす福をいただこうと、夏ごろから、家々の玄関にしめ縄を張られ、素敵な町並みになります。
また、最近「大しめ縄ご縁ポスト」ができたんです。琴引山の伝説や、出雲大社の日本最大のしめ縄が誕生する町にちなんで、オオクニヌシとスセリヒメがデザインされた、かわいいポストが大しめなわ創作館にできました。
道の駅頓原にある大しめなわ創作館で販売されている専用の封筒を使って投函すると、頓原郵便局オリジナルの消印が押されて、届くそうです。ポストの上にはしめ縄が掛かっていて、とってもご利益がありそうなので、皆さんも使ってみてください。
・神話にちなんだメニュー等、グルメ情報
飯南町にある「大しめなわ創作館」と「ミエル」というパン屋さんがコラボして作られた「しめ縄のパン」が人気です。大きなしめ縄の形をしています。
また、同じく町内のレストラン「ミセスロビンフット」さんでは、神話やしめ縄にちなんだコース「縁・結・美 おもてなしコース」も発売されています。
飯南町は春真っ盛り、琴引山の他にも、新緑がとてもキレイな季節。大万木山のブナ林やサンカヨウを見ながらの登山、赤名湿地や県民の森での自然散策などおススメです。
・今回の一曲
イルカ「なごり雪」
飯南町の冬はたいへん長く厳しいのですが、その分、春の訪れが待ち遠しいです。そんな飯南町では桜の花に雪が積もるという年もあったりします。まさに、別れと出会いの季節に降るその雪は「なごり雪」ってことで、この曲をチョイスしました。さらには、飯南町には線路がないのですが、旧国鉄のバスの車庫が赤名にありまして、その骨組みは線路でできているんです。
この「なごり雪」の曲の風景が、なんとなく飯南町のイメージであることからの選曲です。
次回は5月27日の放送です。
http://fm-sanin.co.jp/retoro/index.php?e=1189
おがっちの島根歴史学講座!みたいな! 12:18 AM comments (x) trackback (x)
2016.04.29 Friday
おがっちの「島根学講座!みたいな!」
今年度も、地域が誇る、知る人ぞ知る、島根県内各地の魅力を紹介していきます。
新年度第一回の担当は、特定非営利法人「ふるさとつなぎ」の清水未季子さん。
・「ふるさとつなぎ」について。
ふるさとつなぎは平成25年に設立し、1年の任意団体時代を経て法人化し、今年で設立4年目になります。
奥出雲や、出雲市鵜鷺地区など島根の農村や漁村で「人と人」「人と地域」をつなぐというテーマで、地域の方や仲間と共に様々な活動を行っています。
・清水さんはどうして「ふるさとつなぎ」に参加しようと思われたのですか?
私の主人がふるさとつなぎの代表をしているということが直接的な理由ですが、もともと地域と関わることが好きでした。
私は島根大学出身なのですが、学生時代から隠岐の島町や奥出雲などで畑仕事のお手伝いやお祭り企画などをしていました。そういった活動の中で、それぞれの地域の魅力やおもしろさ、地域のおっつぁん、おばちゃん達と一緒に活動する楽しさを感じ、社会人になってもそういった楽しさを持ちたいなと思って参加しました。
・「ふるさとつなぎ」では具体的にどの様な活動に取り組んでおられるのでしょうか?
具体的には県外に住む方、特に地方への移住を考えておられる都会の方を対象に島根の農村や漁村の暮らしを体験してもらうプログラムです。
地元の人の先生役になってもらって、畑での収穫体験をさせてもらったりや、イカの一夜干しづくりをしたりと、地域の魅力を活かした体験を一緒にします。
他にも、地元食材料理を囲んで交流会や、地元の方の家にお邪魔してお話を聞かせてもらったりして、地域での生活を感じてもらいます。
こうした体験を通じて、参加者の方と、地域の人がつながってもらえるように心がけています。
私たちの活動はこうした体験プログラム以外にも地域の魅力を詰め込んだパンフレットやウォーキングマップなどを作ったり、特産品の開発をお手伝いしたりと幅広く行っています。
どの活動も、それぞれ地域の方々と一緒に色んな思いをぎゅぎゅっと詰め込んで取り組んでいます!
・清水さんが活動に取り組まれている中で印象的なエピソードは?
「感動がある」ということです。
プログラムは、1泊2日だったり2泊3日だったりとても短いものなのですが、寝食を共にして一緒に活動したり、ときには地域の抱える課題に向き合ったりすることで、ツアー参加者と地域の方の間に本当の家族のような絆ができて、ツアー終盤では涙が見られることも多々あります。
ツアーが終わった後も、ツアーで出会った「人」に会いに何度も地域を訪れる人も多いです。
さらに、地域に移住された方もたくさんいますよ。
・これからはどの様な活動に取り組もうと思われていますか?
今後も「人と人」「人と地域」をつなぐというテーマで、地域の皆さんのお力添えをいただきながら、地域を未来につないでいけるよう一歩ずつ取り組んでいきます!
・今日の一曲
おかん「人として」
(地域のおっつぁん、おばちゃんも若者も子供も、通り過ぎるだけではなく、人としてつながることができたらとても素敵なことが起こったりする。
そんな体験を皆さんとしたいと思っていて、まさにこの曲の歌詞と私たちの活動が通じているんです。)
次回は5月13日の放送です。
http://fm-sanin.co.jp/retoro/index.php?e=1179
おがっちの島根歴史学講座!みたいな! 01:26 PM comments (x) trackback (x)
2016.03.30 Wednesday
おがっちの「島根学講座!みたいな!」
このコーナーは、地域が誇る、知る人ぞ知る、島根県内各地の魅力を紹介します。
今回の担当は、古代出雲歴史博物館 学芸員の品川さん。
「島根県立古代出雲歴史博物館」について。
・歴博は、島根の特色ある歴史・文化をわかりやすく紹介する博物館です。
平成12年に出雲大社境内から出土した鎌倉時代の本殿を支えた、重要文化財の宇豆柱、48mの高さがあったと伝える古代出雲大社の1/10の本殿模型、荒神谷遺跡や加茂岩倉遺跡から出土した国宝の青銅器419点をすべて展示しています。よくレプリカ?と聞かれますが、基本的には全数本物です。
また、島根の歴史文化などに関する企画展・特別展を年に3回程度開催しています。平成27年度にはおよそ25万人の来館者を迎えています。
・特別展 遷宮 受け継ぐこころとかたち・増浦行仁「神の宮」について。
平成20年からはじまった出雲大社の「平成の大遷宮」、この3月ですべての社殿の修造・遷宮が完遂しました。
この機会にあらためて出雲大社の造営、遷宮の歴史を振り返る、特別展を開催することになりました。
また、特別に許されて伊勢神宮と出雲大社の遷宮の様子を撮影された写真家、増浦行仁氏の写真を通じて、遷宮に関わる人々のこころを紹介していきます。増浦さんは、和紙に写真をプリントされており、陰影を非常に美しく表される写真家です。
・今回の企画展、具体的な内容について。
基本的に3部から構成されています。
第一部、「出雲大社の造営・遷宮」では、現在の出雲大社を考える上で重要と思われる13世紀の宝治度の造営、17世紀の寛文度の造営、18世紀の延享度の造営を取り上げます。
宝治度の造営は、先ほど宇豆柱の話をしましたが、この柱が支えた本殿の造営です。
寛文度では、出雲大社境内から仏教的要素が排除され、現在見るような24mの高さを持つ白木造の簡潔ながら壮大な本殿が実現しました。
延享度の造営では、出雲大社神職が、本殿の造営のための資金を全国から集めたのですが、この活動によって、神集い伝承や縁結び信仰といった出雲大社に関する信仰が全国に広まっていったのです。もちろん、現在の本殿はこの延享度の造営によるもので、現在、国宝に指定されています。
展示では、各時代の出雲大社の境内を描いた絵図や、江戸時代に作られた本殿の精巧な模型などを展示します。
今回の「平成の大遷宮」では、18世紀以来の社殿の「かたち」が継承されましたが、第2部「受け継ぐかたち」では、「かたち」の継承のために行われた様々な調査によってわかったことを紹介します。
ちゃん塗りといって千木や勝男木などが黒く塗られましたが、ちゃん塗りも調査によって判明し、少なくとも18世紀以来の伝統が継承されたのです。ここでは、明治14年の遷宮の際に、御神体を遷した御神輿も特別に展示させていただきます。
第3部「受け継ぐこころ」では、増浦さんの写真を通して遷宮に関わる「こころ」の継承を紹介します。伊勢神宮の写真を10枚、出雲大社は60年ぶりの遷宮にあわせて60枚展示します。
・特別展関連講座やギャラリートークなどについて。
連続講座は、4/9、4/23。いずれも当館講義室で午後1時30分から3時まで。定員100名、無料。
特別展 遷宮へ、是非、おでかけください。
・今回の一曲
カルメンマキ&OZ「私は風」
次回は4月22日の放送です。
http://fm-sanin.co.jp/retoro/index.php?e=1170
おがっちの島根歴史学講座!みたいな! 03:31 PM comments (x) trackback (x)
2016.03.15 Tuesday
おがっちの「島根学講座!みたいな!」
このコーナーは、地域が誇る、知る人ぞ知る、島根県内各地の魅力を紹介します。
今回の担当は、江津市を拠点に地域の魅力発見のイベントなどを主催している団体「イワミノチカラ」の代表伊藤康丈さん。
・「イワミノチカラ」について。
任意団体「イワミノチカラ」は、自分たちの地域で楽しく暮らす、そんな生活のお手伝いを、メンバーのスキルと経験を活かして、社会貢献できるよう、活動しています。拠点は江津本町にある元婚礼式場の「山辺会館」母校の近くにあります。
・伊藤さんがこの活動に取り組んだ理由について。
江津市生まれ44歳。京都の大学を卒業後、大手ゲーム会社に就職。
40歳を機に江津市にUターン。人口減少に立ち向かおうと、2012年に任意団体「イワミノチカラ」を設立。2013年5月に1回目の地域体験交流イベント「いわみん」を開催し、3年間で5回実施しています。
昨年は「しまね田舎ツーリズムキャンペーン」で、島根県内の田舎体験プログラムの企画を行う。131本のプログラムをつくって、期間中約2,000名の方が参加しました。
ちなみに、3月19日〜31日には、親子体験プログラムのみを集めた「しまね田舎ツーリズム親子体験キャンペーン」が開催され、その企画・運営を行っています。
『しまね田舎ツーリズム』とは・・・
農山漁村で、地元の人々との交流を通して、農林漁業体験やその地域の自然や文化、くらしに触れ、楽しんでもらうもの。単なる観光旅行とは違い、手に入れる感動もより深く、大きくなるのが「しまね田舎ツーリズム」の一番の魅力。
昨年10〜11月に開催された「しまね田舎ツーリズムキャンペーン2015」に続き、今年3月に、親子体験プログラムのみを集めた「しまね田舎ツーリズム親子体験キャンペーン2016」を開催しました。
・石見の魅力とは?
いいところはいろいろあり、石見神楽をはじめ、伝統・文化が受け継がれているのが魅力のひとつだと思いますが、中でも石州瓦の話を。
粘土瓦の日本三大産地の一つ石州瓦。江戸時代から続く県西部地方の地場産業となっています。
石見地方では、『屋根が赤い』街並みや集落を至るところで見ることができます。
東京で生活していたころ、銀座で映画「天然コケッコー」を見る機会があったんですが、そこに映し出された赤瓦の風景はとても印象的でした。こんなにきれいな場所でくらしていたんだと。もしかしたらUターンするきっかけのひとつだったかもしれません。
・体験イベント「いわみん」について。
名前の由来は いわみの国をみんなで遊ぶ から命名。
石見地方の歴史や文化、食や人などの魅力に目を向け、その町に暮らす人が組み立てる小さな体験プログラムを集めた、期間限定の「地域あそびイベント」です。
意外と知られていない町の歴史や文化に詳しい地元案内人がつくるまち歩きプログラムや、農家の方が農園で収穫した作物を使って、一緒に料理を楽しむプログラムなど、一人ひとりが主役となり石見を盛り上げます。
今年の開催は6回目になり、5月20日~6月19日の1カ月間、開催を予定しています。浜田市、江津市を中心に石見全域から40以上もの体験プログラムがすでに集まっています。
現在ガイドブックを制作していますが、今回も面白いプログラムが集まってます。詳しくは、「いわみん」のホームページやフェイスブックをご覧ください。
ちょうど梅雨前、風の気持ちいい初夏のシーズンに開催するいわみんですが、石見地域の田舎をたのしむもの、逆に田舎なのに都会的なものなどなど、たくさんの遊びと出会いがあります。
是非体験プログラムに参加して、石見のいいところ、美味しいところ、楽しい人々との出会いを楽しんでください。
・今回の一曲
BLU-SWING「SUNSET」
(毎年8月に江津の山辺神社で開催している「STATES OF ROCK」という音楽フェスで、過去2回とも出演してくれたアーティスト)
次回は3月25日の放送です。
http://fm-sanin.co.jp/retoro/index.php?e=1165
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2016.03.02 Wednesday
おがっちの「島根学講座!みたいな!」
このコーナーは、地域が誇る、知る人ぞ知る、島根県内各地の魅力を紹介します。
今回は、島根県雲南市で展開中の「うんなんスパイスプロジェクト」について。
島根県雲南市・産業振興センターの加藤さんとスパイスプロジェクト代表の松尾さんの登場です。
・雲南市について。
雲南市は、演劇が盛んな地域です。
昨年は「劇団ハタチ族」の365日公演で盛り上がりました。大晦日の千秋楽は超満員でした。
また、「雲南市演劇によるまちづくりプロジェクト実行委員会」という市民グループがあって、3月12日、13日には、創作市民演劇 第6弾「KOMACHI〜こまち〜」を上演されます。テーマが桜なので、まさに雲南市にぴったりです。
斐伊川堤防桜並木は、日本の桜100選にも選ばれていて、「雲南市といえば桜」です。
・「雲南市」と「スパイス」の歴史・関わりについて。
元々は鳥獣被害にあわない作物ということで、JA雲南を中心に唐辛子の生産が推奨されたことに始まります。今では雲南地域全体で生産が盛んになりました。
・「うんなんスパイスプロジェクト」誕生したきっかけについて。
実は唐辛子だけでなく、山椒やにんにく、しょうがといった唐辛子以外のスパイス類も沢山生産されており、これを活かして商品開発をしたらという話になりました。
それを具現化するために平成21年2月に発足した組織が、雲南市農商工連携協議会で、そのときできた2つの重点プロジェクトの一つが、スパイスプロジェクトです。
・「オロチの爪」について。
一般的な唐辛子は鷹の爪と言いますが、雲南市で栽培しているものは、約3倍の大きさがあるので、ヤマタノオロチ伝説とかけて、「オロチの爪」というネーミングで売り出しています。
味の特長は、辛味成分は鷹の爪の三分の一ということでマイルドな辛さ、その代りに独特の香りや旨みがあります。
・スパイスを使った様々な商品について。
オロチの爪入りの調味料は、各社いろいろと出しております。
変わったところでは、オロチの爪が練り込まれた麺やチーズがあります。
・雲南市での美味しい取組について。
スパイスと、スパイスを活用した加工品や料理を、たくさんご用意しています。
この冬は市内の飲食店で個性的な「スパイス鍋」を提供していますし、
スパイスを愉しむためのイベントがあります。
4月2日、3日の雲南市桜まつりで、昨年に引き続き「スパイス横丁」が出現します。スパイス好きのためのスパイシーな横丁ということで、スパイスのお店が約10店舗出店します。
一押しは「うんなんオロチの焼タンタン」です。
お花見とあわせて是非とも、お越しください。
スパイスと言えば、新陳代謝。ぜひ、スパイス横丁などで雲南のスパイス料理を食べて、体と心を癒してください。
・今回の一曲
菅田茂「爪をつめつめ」
(昨年のスパイス横丁の初開催に合わせて、雲南市在住シンガーソングライター・菅田茂さんによって作られた曲)
次回は3月11日の放送です。
http://fm-sanin.co.jp/retoro/index.php?e=1160
おがっちの島根歴史学講座!みたいな! 03:30 PM comments (x) trackback (x)